新年2作目の映画は、アメリカと日本の合作『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』です。
こちらは任天堂のゲーム「スーパーマリオ」を原作として、任天堂とユニバーサル・ピクチャーズが共同出資して製作されました。
日本での興行成績は140億円越えの大ヒット、Amazon prime会員特典での無料視聴です。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
米国・2023年4月5日 日本・2023年4月28日 1時間33分
製作 イルミネーション、任天堂
配給 東宝東和
監督 アーロン・ホーバス、マイケル・イェレニック
原作 任天堂「スーパーマリオ」
出演 クリス・プラット、チャーリー・デイ、アニャ・テイラー=ジョイ、ジャック・ブラック、キーガン=マイケル・キー、セス・ローゲン、フレッド・アーミセン
評価 3.5
昨年大ヒットした映画が、Amazon primeのおかげで早くも視聴できました。
マリオの声はあの「ジェラシック・ワールド」のオーウェン役、クリス・プラットです。
他にも有名な俳優さんを声優に起用していて、お金をかけているのが伝わります。
Amazonでは何も設定しないと日本語吹き替えで映画が始まるので、声優の声を聞くために字幕版に直してから視聴しました。
それにしてもマリオを開発した任天堂が映画に携わっているだけあって、登場人物の出し方やストーリー展開が素晴らしいです。
最初はニューヨークのブルックリンでマリオブラザースが配管業を営んでいるところから始まりますが、職業が配管業なんてこの映画で初めて知りました。
それなのでゲームにも土管とか出てくるんですね。
マリオブラザースのゲームが発売されてからすでに40年近く経つのに、知らないということは恐ろしいものです。
スーパーマリオだけでなく任天堂ならではのドンキーコングも登場し、マリオカートやスマッシュ・ブラザースなどの人気ゲームもバランスよく映画に取り込んでいます。
スーパーマリオでは「スター」を取ると無敵になるので、最後の演出も見事でした。
ピーチ姫だけはちょっとイメージと違いましたけど。
それからちょっとヨッシーの出番が少ないように感じました。
それでも飽きの来ないストーリー展開と、様々なゲームを映像で表現している素晴らしさ、スピーディー感に溢れた作品となっています。
劇場で3Dで見れればなお良かったことでしょう。
評価は3.5です。