韓国映画は通算106作品目、今年5作品目は『観相師 -かんそうし-』です。
11歳で朝鮮第6代国王に即位した瑞宗(タンジョン)の王座を狙う首陽大君(スヤンテグン)の政権抗争に巻き込まれた、天才観相師の運命を描いています。
第50回大鐘賞では、最優秀作品賞をはじめ主要4部門で受賞しています。
『観相師 -かんそうし-』
2013年9月11日 日本・2014年6月28日 2時間19分
配給 ショーボックス
監督 ハン・ジェリム
出演 ソン・ガンホ、イ・ジョンジェ、イ・ジョンソク、チョ・ジョンソク、キム・ヘスク、ペク・ユンシク、キム・ウィソン
評価 3.0
監督は「非常宣言」「ザ・キング」などのハン・ジェリムです。
観相師のネギョンにソン・ガンホ、通算14作品目の視聴となりました。
その弟のペンホンにチョ・ジョンソク、こちらは通算6作品目です。
ネギョンの息子ジニョンにはイ・ジョンソク、私はあまり見たことがない俳優さんですが「THE
WITCH/魔女-増殖-」ではカメオ出演もしていたそうです。
王座を狙う首陽大君にイ・ジョンジェ、こちらも通算6作品目です。
そしてキム・ヘスもまたお色気満点で登場、通算5作品目となりました。
実際に謀反を起こして王座に就いた首陽大君の実話に、人相で運命を予測できる観相師が絡んでいくストーリーです。
前半は観相に長けたネギョンのサクセスストーリー的な感じで、後半重たい雰囲気となっていきます。
韓国時代劇なんかでは謀反を企む悪い奴が最後は成敗されるものですが、王座争いの実話を基にしているので覆りません。
この辺が見ていてフラストレーションはたまりますね。
それでもソン・ガンホとチョ・ジョンソクがじゃれ合っていたり、キム・ヘスのお色気だったり、出演陣が豪華なので楽しめます。
この映画は2013年でイ・ジョンジェが出演した「新しき世界」と同じ年なんですね。あちらもイ・ジョンジェのサクセス?ストーリーでしたが、こちらも最後は王位に上り詰める所がリンクしました。
評価は3.0です。