『黄龍王しげの韓国映画ベスト100!』①【1位~20位】

 

本日より韓国映画100作品を、様々なランキング形式で振り返っていきたいと思います。

 

最初は【評価別ランキング】1位から20位までの発表です。

 

私は映画やドラマを見終わるたびに1.0~5.0までの9段階で評価をつけていきますが、同じ評価でも微妙な差は存在します。その微妙な差をランキングで表してみました。

 

さて、それではまずは1位~10位までの発表です。

紹介記事と共に掲載していきますので、気になった作品があればぜひご参照ください。

 

栄えある第1位は、こちらの作品でした!!

 

【評価4.5】

第1位 『7番房の奇跡』

 

2013年1月23日公開

 

 

6歳の心を持つ知的障害の父と、しっかり者の6歳の少女。これは「塀の中」で起きた父子の奇跡の物語で、本気で泣ける作品でした。

私の女性の部下社員も、韓国で一番良かった映画はこの作品だと言ってました。6歳のイェスンの涙が、今でも心に響く名作です。

 

 

第2位 『国際市場で逢いましょう』


2014年12月17日公開

 

 

もう1つの4.5評価作品がこちら。名優ファン・ジョンミンの作品で、朝鮮戦争真っ只中の1950年代から現代に至るまでの家族の物語を描いていきます。

韓国版「フォレストガンプ」のようで、この作品のラストに私は号泣しました。

 

評価4.5をつけた作品は、この2作品だけでした。

 

ここから20位までの18作品は、すべて4.0評価です。

名作揃いなので、優劣をつけるのが本当に大変でした。

 

【評価4.0】

第3位 『新 感染ファイナルエクスプレス』

 

2016年7月20日公開

  

 

評価4.0のトップの作品はこちらです。これまでゾンビといえば「ウォーキング・デッド」だったので、スピード感のある韓国のゾンビに度肝を抜かれました。脇役でしたがマ・ドンソクが良かったですね。

 

 

第4位 『オールド・ボーイ』

 

2003年11月21日公開

 

 

パク・チャヌク監督の復讐3部作といわれる作品の2作品目です。チェ・ミンシク主演で15年も1人の男を監禁した本当の理由には、本当に驚愕しました。

 

 

第5位 『エクストリーム・ジョブ』

 

2019年1月23日公開

 

 

5年前の映画ですが、観客動員数は歴代2位となる1,626万人を記録した大ヒット作品です。今年のドラマ「ムービング」でも活躍していたリュ・スンリョンが主演をし、とても楽しい映画でした。

 

 

第6位 『シュリ』

 

1999年2月13日公開

 

 

韓国クライムアクション映画の礎となったこの作品が6位にランクインです。同時に1990年代の韓国映画を見たのはこれが初めてですね。そのスケールの大きさと、愛する人を殺さなければならない結末が悲しすぎました。

 

 

第7位 『お嬢さん』

 

2016年6月1日公開

 

 

第4位の「オールドボーイ」に続きパク・チャヌク監督作品が7位にランクインです。キム・テリのほぼデビュー作ですが、ヌードを含め圧倒的な存在感を発揮していました。カメラワークも秀逸で、汚いものを映してもどこか気品の漂う美しい映画だと思います。

 

 

第8位 『神と共に 第一章:罪と罰』

 

2017年12月20日公開

 

 

ハ・ジョンウやチュ・ジフン、チャ・テヒョンらがタッグを組んだこちらの作品が第8位です。スピード感あふれる映像と、壮大なCG演出が素晴らしい作品でした。

 

 

第9位 『The Witch/魔女』

 

2018年6月27日公開

 

 

コ・ミンシ目当てで視聴してみた作品ですが、キム・ダミのデビュー作品でした。魔女の圧倒的な強さと、格闘シーンのスピーディーさに爽快感すら感じた作品でした。

 

 

第10位 『犯罪都市 THE ROUNDUP』

 

2022年5月18日公開

 

 

そして第10位はマ・ドンソクの正にハマリ役、シリーズ化もされているこちらの作品です。「犯罪都市」も同じ4.0評価でしたが、続編の方が少し上回りました。ベトナムでのお話しが面白かったことと、ソン・ソックとのバスの中での対決が本当に凄かったです。

 

 

続いて評価4.0の11位から20位はこうなりました。

 

第11位 『親切なクムジャさん』

 

2005年7月29日公開

 

パク・チャヌク監督の復讐3部作といわれる作品の3作品目です。チャングムことイ・ヨンエの妖艶な美しさと映像美に溢れた傑作でした。

 

第12位 『毒戦 BELIEVER』

 

2018年5月22日公開

 

韓国クライムアクション作品では、堂々のトップです。謎めいた脚本と狂気的な俳優陣の演技が光った最高峰の映画でした。

 

第13位 『シルミド』

 

2003年12月24日

 

韓国映画ではよくある史実を基にした作品の中では、こちらが堂々のトップでした。知られざる真実を映画化したわけですが、本当にあった出来事とは到底思えませんでした。

 

第14位 『非常宣言』

 

2023年1月6日

 

今年の作品が堂々の14位です。ソン・ガンホとイ・ビョンホンの共演で、現代のコロナ禍を象徴するような感染症パニックが繰り広げられます。

 

第15位 『コンフィデンシャル/共助』

 

2017年1月18日

 

この作品が面白すぎて続編が今年日本でも公開されました。配信が開始されれば真っ先に見たい作品となっています。

 

第16位 『犯罪都市』

 

2017年10月3日

 

マ・ドンソクのハマリ役の第1作目です。シリーズ化されて現在4作まで公開されています。

 

第17位 『スペース・スウィーパーズ』

 

2021年2月5日

 

Netflix限定公開のこの映画でしたが、ソン・ジュンギとキム・テリが共演しています。コロナ禍で仕方がなかったですが、これこそ映画館で見るべき映画だと思いました。

 

第18位 『声もなく』

 

2020年10月15日

 

女性監督作品を見たのはこれだけですが、堂々の18位にランキングされました。日本の是枝監督作品のようなタッチで、女性らしい繊細な表現が光った作品でした。ユ・アインの体を張った熱演も評価に値します。

 

第19位 『密偵』

 

2016年9月7日

 

こちらはソン・ガンホ、イ・ビョンホン、コン・ユの韓国を代表する3人が共演した作品です。緊迫感あふれる映像と、どこか1950年代のハリウッド映画を彷彿とさせる雰囲気がありました。

 

第20位 『20世紀のキミ』

 

2022年10月21日

 

評価4.0の作品では最後となる映画です。こちらも日本での公開はNetflixのみでした。キム・ユジョンの透明感は正に芸術と言ってもいいでしょう。私は現在密かに最新ドラマ「マイ・デーモン」のキム・ユジョンを眺めて癒されています(笑)。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

以上が評価4.0以上のベスト20位となります。

 

この20作品は、本当にどの映画を見ても満足できるものだと思います。

 

こうしてみると、パク・チャヌク監督作品が3作品も20位以内に入っていますね。

 

明日は評価3.5の全34作品を21位から54位という形で発表します。

 

こちらも名作揃いとなっていますので、どうぞお楽しみに!