韓国ドラマ通算77作品目にして、時代劇12作品目となったのは『善徳女王』です。

 

読み方は「ゼントク」ではなく「ソンドク」です。

 

善徳女王は実在の人物で、朝鮮半島で初の女性統治者となった新羅第27代の国王です。

 

2009年5月から12月で韓国MBCで放送され、第49回の視聴率は驚異の43.6%を記録したそうです。

 

当初は全50話の予定だったが、あまりの人気ぶりに12話が追加され、結果的に62話の超大作となった。

 

現在このドラマが配信されているのはFODのみ、私はこの作品を見るためだけに1か月だけFODに加盟しました。

 

 

脚本は「宮廷女官チャングムの誓い」などを手掛けたキム・ヨンヒョン、演出は「幸せのレシピ」などのパク・ホンギュンが担当しました。

 

主演の善徳女王(トンマン)には当時28歳のイ・ヨウォン、敵対する美室(ミシル)は当時37歳のコ・ヒョンジョンが演じました。

 

キム・ユシン役には当時34歳のオム・テウン、ピダムには当時28歳のキム・ナムギル、トンマンの双子の姉チョンミョン王女は当時27歳のパク・イェジンがそれぞれ演じました。

 

特にミシル役のコ・ヒョンジョンがハマリ役で、その年のMBC演技大賞にも輝いたそうです。

 

私もドラマを見始めるまでは、こちらの方が善徳女王なのかと思ってました。

 

それくらいの風格があります。

 

 

こちらも大河ドラマのように、トンマンの少女時代から王女、女王になっていくまでの生涯を描いていきます。

 

本当にストーリーに無駄がなく、展開がスピーディーで面白いです。

 

少女時代から花郎(ファラン)時代、そして王女となって新羅の実権を握っているミシルと直接対決していきます。

 

最後はミシルを打ち破って国王となるのですが、ミシルが自害するまでが49話です。50話で国王に即位しますが、正直このドラマはここで終わったほうが良かったと思います。

 

人気のあったドラマなので、登場人物のその後を描くのはいいのですが、付け足し感は否めません。

 

ミシルの存在感がいかに高かったドラマなのかが、この12話を見るとよくわかります。

 

50話までは4.5の評価でしたが、全体を通しての評価は4.0となります。

 

「トンイ」「善徳女王」と大作ばかり見てきたので、そろそろNetflixに戻りましょう。