Mリーグも10月まで対局がなく、わが麻雀サークルも7月開催はまだ難しい状況だ。


でも麻雀ブログである以上、久々に麻雀の戦術論などを書いてみたいと思います。



さて、麻雀は運の要素が強いと言われているゲームです。

運の要素が強いからこそ、その時運が来ている人は、すでに配牌でイーシャンテンであったり、ドラが3枚あって鳴ける字牌があったりと、場面場面で優位に立つことができます。
麻雀にいくら強いと言われている人でも、他人に来てる良い配牌やドラや赤の集まりを阻止することはできません。
でも、そういった運の要素が強いゲームなのに、麻雀に強い人、弱い人の優劣は確かに存在しています。
多少強引ですが、運はみんなに均等に訪れるはずなのにです。
では麻雀に強い、弱いの差は一体どこから生まれてくるのでしょうか?
それを一言で言い表すなら、

読みと回し打ちの技術」があるかないか、

これにつきると思います。
読む」とは、相手の手牌を推測する、鳴きが入ったら相手が何をやっているのかを推測する、リーチが入ったら待ち牌は何なのかを推測する、河を見てまだ山に残っている牌は何かを推測する、などがあります。
 
そしてもっというと、自分に今、運やツキはあるのかないのかを見極めるのも一つの「読み」です(デジタル派には不要)。
でも初心者にとっては、これらはすべて高等な技術です。
アカギじゃないので、最初から手の内など読めるはずもありません(笑)。
 
この読みがある程度身につくまでは、相当な場数が必要になってくるため、最初のうちはなかなか勝つことが出来ないのです。
 
また、初心者ではないのに、こういう「読みを全くしない人もいます。

そういう人は絶対にトータルでは勝てません。
そういう人で勝っている人を見たことがありません。

それだけ麻雀には「読み」の力が重要なのです。
 
 
それではもう一方の「回し打ちの技術」とは何でしょうか?
初心者や麻雀に弱い人のもう一つの特徴として、この「回し打ち」ができません。​
それはなぜかというと、前述の「読み」ができないうちは、この「回し打ち」ができないからです。
読み」が出来ないため、相手のリーチや仕掛けに対して、字牌を絶対に切らなかったり、リーチの現物ばかりを切って降りまくる。
 
​普通の麻雀の戦術では、ベタ降りして守備に徹するのも大事とか言われます。

麻雀は、振り込みさえしなければ大敗はしないゲームですから。
​しかし、同時に自分があがりを拾っていかないと決してトップは取れないゲームなのも明らかです。
ただ降りていて相手にツモられるのを待っててもダメだし、他の人の振り込みを待っていてもダメなのです。

自分が先にあがりを取るつもりで戦わなければトップなど取れません。
勝利は待っていても転がりこんではこないのです。
そのため、トップを取るため、最終的に麻雀に強くなるためには、この「読みと回し打ちの技術」が非常に重要になってくるのです。
​次回は、例をあげて、その具体的な方法について解説していきたいと思います。
 
あくまでも戦術本にあるような、頭が痛くなるような内容ではありませんので、ご安心を。