こんにちは。
行政書士の福元@鹿児島です。

中央建設業審議会の
基本問題小委員会で
取り交わされている
意見内容について、
報道がなされました。

この検討の背景には、
社会問題にまでなった
基礎杭工事問題があります。


監理技術者制度運用マニュアルの
改定や、一括下請負の判断基準の
明確化などが、速やかに検討すべき
事項とされています。


おっ!?と目を引いたのが
建設業者の登録制度について。

現在は、請負金額で500万円
(建築一式工事は1,500万円)を
下回る工事については、
「軽微な工事」とされ、
許可を必要としない整理と
なっています。

この「軽微な工事」のみを
行う業者さんについて、
登録制度などを導入し、
行政が監督権限を持つことが
できるように検討されて
いるようです。

建設業法の改正が必要となる
事項ですので、少し時間を
かけて検討されていくのかと
思います。

今年、比較的大きな改正が
あった建設業法ですが、
それを取り巻くマニュアルも
含め、まだ多くの問題が
継続検討されていきます。

しっかり情報を捉えていきたいと
思います。