4/11(木)未明に都内T市T病院に尋常じゃない腹痛により緊急外来,即時入院となった私。

コロナ陰性の確認後、午前5時に1回目のCTを受け、午前6時にCT再検査。胆管結石?と肝臓に小さい影があることを確認。この影が癌の疑いがあるとのことで入院確定。主治医は未明に外来を受け付けてくれた当直医の消化器内科N先生に診て頂けることになり、研修医のF先生の2名体制で治療スタート。

午後MRI検査を受けることが決まった後、昼過ぎに嫁とが仕事を早退して義母と2人で入院に必要な衣類等を持ってきてくれた。ありがたい。

そして午後4時にMRI検査終了。痛み止めが効いて状態はひとまず良好。しばらく絶食を言い渡されたのが辛いところではあるが。

 

翌4/12(木)午前9時。53歳にして人生初の内視鏡検査。ビビリなアテクシは全身麻酔で経口挿入を受けることを希望。そして寝ている間にあっさり終了。ありがとう全身麻酔。

 

昼過ぎ、F研修医より内視鏡の結果を受けての今後の治療の説明を受ける。

病態としては胆管が何らかの原因で胆汁がせき止められている状態で、放置すると肝不全に陥り、放置すると滞っている胆汁に菌が感染して毒素が全身に回り、死亡率の高い状態になるとのこと。

これに対しての処置として、翌週4/16(火)に「内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)」にて内視鏡の先端からカテーテルを出して胆石や腫瘍などの有無を調べることに。

 

いずれにしても胆管をせき止めている「なんらかの原因」は結石もしくは腫瘍であることは間違いない。

一般的な感覚からすればここで「腫瘍ではなくどうか結石でありますように」と心の底から祈るところでありそうなものだが、私がこのとき感じていたことは

 

「仕事を思いっきり休めるのであれば、正直石でも癌でも何でも良い」

であった。

 

適応障害でメンタルを病むとはそういうことである。

(つづく)