4/12(金)の内視鏡検査の結果、胆管を塞いでいるのは石ではなく胃を原発とした癌であり、これが肝臓に転移して胆管を圧迫し胆汁が流れておらず、なかなかの危険な状態であることが判明した旨、同日N主治医より受ける。

 

あっさり癌告知。

 

後で読んだ本で知ったのだが、最近の告知は昔ドラマでよく見たような家族を含めての仰々しい告知をするケースは減っていて、むしろ包み隠さず事実をストレートに患者に告げるケースが増えているとのこと。

 

N先生が事実をストレートに伝えてくれたおかげで、今の状況は特別なことではないという認識を持てたので、この告知スタイルは私としてはありがたかった。

 

いまや癌は2人に1人が罹患する時代である。決して特別な病気ではないし、治療も日進月歩進化していて、余命の中央値を超えて10年20年と生きている方も少なくない。

 

それに、健康オタクを自認する私にとって、癌は確かに青天の霹靂であるが、思い当たる節がなくもない。

いやむしろなるべくしてなったな、というのが正直な気持ちである。

 

 

明らかにこの癌は身体からのメッセージであり、私の潜在意識から生じたものだ。

 

なにせ私は適応障害が一番ひどかった頃から、死にたくて仕方なかったのだから。

 

(つづく)