これは
本来のブログの主旨である
ヒューマンプロファイリングや
美容関連知識とは関係なく恐縮なのですが、
先祖を想い
心を通わす折でもあり
感性に心地よいものであればと ・・・、
関心のない方はスルーでお願いします。
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*標準和名 : コノシロ
分類学上
・界 動物界 Animalia
・門 脊索動物門 Chordata
・亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
・綱 条鰭綱 Actinopterygii
・亜綱 新鰭亜綱 Neopterygii
・上目 ニシン上目 Clupeomorpha
・目 ニシン目 Clupeiformes
・亜目 ニシン亜目 Clupeoidei
・科 ニシン科 Clupeidae
・亜科 ドロクイ亜科 Dorosomatinae
・属 コノシロ属 Konosirus
・種 コノシロ K. punctatus
・学名 Konosirus punctatus
(Temminck et Schlegel, 1846)
・英名 Dotted gizzard shad
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実は、
お寿司のコハダを食べながらも
脳裏にこのお話しが想い出されてきました ・・・。
個人的には
学生時代の北海道一周旅行で
利尻島で食べたウニ丼が忘れられません!!
なぜって、最高級の
利尻コンブのグルタミン酸を喰らい
成長した新鮮で贅沢なウニ だから ・・・
その美味しさは間違いナシの花丸でした。
さて、
このコノシロと言う魚は出世魚で、
*東京地方では、
幼魚をジャコ ・シンコと呼び
10cm前後をコハダと呼びます。
*西日本の一部では、
ツナと呼ばれ、中形のサイズの
コハダは鮨しの種として重用され、
これを超えるサイズの成魚をコノシロと呼ぶ、
外見はやはり
ニシンやイワシを小ぶりにした容姿で、
背鰭の終わりが長く延び高級魚では
ありませんが、手間暇をかけ味わいある
存在として美味しい鮨ネタに変身 ・・・。
このコノシロが
愛し合う若い二人りの身代わりとなった ・・・
そんな話しを知っているでしょうか ・・・?!
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むかし、
とある國に家柄も器量も良い
心優しき商家の美しい娘がいました。
その噂を聞きつけた
エロ爺(?)の郡代が娘を後妻にと
無理難題を商家に吹っ掛けてきたのでした。
しかし、
この娘には好いた若者がおり
二人は互いに深く愛し合っていました。
断りたくとも
家に災難があればと
身分高きお武家様からの申し出に
家紋一同、困惑し苦慮しておりました。
娘は人知れずこれを案じ
次第に痩せ細って寝込むようになり
元気を無くし衰弱し家族を心配させました。
主は親として娘を不憫に思い
この界隈のご老人や知恵者を集め
この難局の打開の妙案を模索し探していました。
そして、幾たびか
延ばし延ばししてきた
返答の日に狡猾な郡代の使者に対し
娘は、
急な病で死んでしまったと伝えたのでした。
その後すぐさま
娘の代わりにコノシロを棺に入れ
誰もが知るようにと盛大な葬儀を行い
実際に火葬し深く悲しんだのでした。
狡猾で疑ぐり深い郡代を
諦めさせ納得させるために
娘を思う、
主の苦肉の策だったのでした。
実際に
このコノシロを焼くと
本当に火葬の時の臭いがし
使者を信じ込ませ諦めさせたとの話でした。
> この子の代わり
> 子の代ろ
> コノシロとなったのでした。
また、コノシロの
調理法が酢じめが一般的なのは
当時は武家社会であり、
コノシロを焼き魚として食さなかったのも
コノシロの特有の臭いだけではなくて
> コノシロを焼く
> この城を焼く
は、武家にとり不吉としたとの説も ・・・
今日は、
そんなコノシロ話しを想いながらも
他の鮨ネタも美味しくいただきました。
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ヒューマンプロファイリング
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