あまり馴染みある慣習イベントではなく、
街を飾るディスプレーなどで収穫祭ハロウィーンと
秋の到来を連想させるぐらいなのですが・・・
しかし、
その起源とケルト族との関わりを知るとき、
好むアーティスト達の源流にケルト族の歴史と感性が
脈々と流れていることに興味を覚えずにはいられません。
今現在の
日本で楽しまれているようなハロウィーンは、
アイルランドをはじめとするヨーロッパ各地から
移民によってアメリカに持ち込まれ培われたのが
アメリカ版ハロウィーンと言えます。
このアメリカにはアイルランド系の移民が多く、
アメリカ人の15%近くがアイルランド系の祖先を
持つとまで言われています。
たとえば、
あのジョン・F・ケネディ、ロナルド・レーガン、
ビル・クリントン、ウォルト・ディズニーなど、
政治や文化などに大きな影響を与えた人達も
アイルランド系アメリカ人は少なくないと言うことです。
これらの祖先達が、
アイルランドの文化と風習をアメリカに持ち込み
アメリカの風土と結びついて世界中に広まった
お祭りが実は「ハロウィーン」というわけなのです。

ハロウィーン(Halloween)とは、
7世紀初頭に定められたキリスト教の
All Hallow's Day「諸聖人の日(万聖節、11月1日)」の
前夜「All Hallow's Even」が短縮され
Hallowe'enからHalloweenと変化してきた言葉で、
もともとは、アイルランドやスコットランドに
キリスト教が伝わる遙か昔からケルト人によって
祝われていた古代の祭りで、
Samhain(サウェン、サワーンと発音)にその起源があります。
Samhainとは、
ケルト人にとって収穫期が終り、
厳しく暗く長い冬のはじまりであり、
そして新しい一年のはじまりを祝う祭事でした。
ケルトの一年の終りは10月31日とされ、
この晩は物事が移り変わり時間と空間の境目が
一時的にあいまいになり死者の霊が家族を訪たり、
精霊や妖精、魔女が出てくると信じられていました、
そこで、これら悪霊や魔物に取り付かれないよう、
追い払おうとして恐ろしい格好をして仮面を被ったり、
魔除けの焚き火(Bonfire)を焚いたりしていました。
日本に置き換えるとお盆と大晦日が
一緒のような日がハロウィーンということになります。

このケルト人は、
神々妖精とともに暮らし、
自然のすべてに精霊が宿っていると信じ、
現実の世界と神秘な世界を結ぶのは神話であるとし、
自らの文字を持たなかった彼らは
渦巻きや組み紐紋様によってその心を表現しようとしました。
~ケルト民族は、
やさしく夢を己にあてがい、薄明に妖精の歌を聞きつつ、
魂や、死んでしまったものたちをしみじみ考える~
ここにケルト民族がいる。 イエイツ「ケルト妖精物語」より
しかし現代において、このハロウィーンは、
本来の宗教的な意味合いはほとんど失われ、
欧米、特にアメリカで民間行事として定着しており、
カボチャの中身をくりぬいて中にろうそくを立てた
「ジャック・オー・ランタン」をつくったり、
子供達が魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れ
「Trick or treat(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」と
唱えお菓子を貰ったりする風習などがあります。
家庭によっては、カボチャのお菓子を作ったり、
子供たちが貰ったお菓子を持ち寄りパーティーを開いたりします。
音楽や芸術の世界におけるケルトで言うと、
ケルト人やケルト音楽に系統するアーティストも数多くおり、
これらの楽曲音楽は心に清澄と優しさ穏やかさをもたらし、
ヘイリー Hayley Westenraの清らかな美声が、
新たな始まりと魂の清浄と心地よいひとときを私達に与えます。
ユーレイズミーアップ(You Raise Me Up)で
有名な女性音楽グループケルティック・ウーマンや
その他にも、アイルランドの女性アーティストの
エンヤ(Enya)やリチャード・クレイダーマン、アルタンなど、
数多くのミュージシャンがアイルランドのケルト音楽を
楽曲に取り入れています。
ヒューマンプロファイリング
ハートフルアドバイス

