HUMAN LOG -37ページ目

作品と呼ばれるようなものを作ることだけが
尊いわけじゃない。
どんな小さな仕事でも、
たとえ事務処理みたいなことでも、
きちんと向き合うことで
ささやかながら価値を生む。
価値を生もうと力を注ぐ人は
その行動に嘘がない。
何も生まず批評ばかりじゃ
誰も話を聞いてくれなくなるな、きっと。

人が認識できる世界は小さくて
その中で起きていることに
一喜一憂しながら生きているのでしょう。
目の前に起こっている事象と
それに対する反応や考察が
自分の世界のすべてだとしたら
気持ちの持ちようで
コントロールできるものなのかもな。
あまりに楽観的すぎるかもしれませんが
それを悲観するよりいいような気がします。

自分の持っているものの総量は如何ほどか。
それを把握することは
すべてを使い尽くした時の感覚によって
初めて知ることができるのでしょう。
自分の手元に残る少量の燃えカスだけが
自分が何を成したかの証しなんだと思います。
並々ならぬ覚悟で生きている人が
この世に確実にいることを考えると
言い訳上手になりがちな自分が
ちょっと恥ずかしくなります。
明日に余力を残さないような生き方は
なかなかできないけれど
覚悟を持つって大事なことですね。
安西先生、すいません。

