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HUMAN LOG
備忘録のような、独白のような。 誰かに送った手紙のような。
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常に少し揺れている
木々に茂る葉や、海の波、雲もそう。
チカラに対してゆるやかに受け止め、
次への対処にゆるやかに移行するため
自然のものはだいたい揺れている。
国の成り立ちも、人の心も、
いつも少しだけ揺れている。
静止した状態を安定と捉えがちだけど、
大きなチカラに対してもろかったり。
融通が利かなかったり。
人の世界では、問題の先送りなんて言われそうだけど
そんなに早く結論を出さなきゃいけないことなんて
身の回りにそんな多くないんじゃないかと
思ってみたりします。
心臓が動いている
それは、なにより明確な生きている証しです。
生きていきたい意志と
生きなくてはならないという責任を反映させるのが
胸の中に響く鼓動の意味なのではないでしょうか。
死後の世界は痛みや苦しみ、悩みのない
豊かな世界だといいます。
でもそんな所に行きたくない。
痛みや苦しみにまみれ、
その分体感できる喜びや笑いにまみれた今が
よほど魅力的に思えてなりません。
自分の胸の中で、心臓が音を立てている限り
今という時間にしがみついていたいのです。
かけがえのない
“かわりになるものがない。このうえなく大切な。”
という意味のこの言葉は、
「掛け替えのない」と書くらしい。
欠け、替えのないもの、と書くのかなと思ってました。
欠けることも、替えることもできない、唯一のモノや人。
自分にとって、それがなくなることは
自分の一部が剥ぎ取られたような痛みを
伴うんだと想像できます。
自分とは別に存在していながら、
まるで自分の一部のようなモノや人。
これを持っていることは、
弱さでありながら同時に、
持っている故の強さが
確かに存在するように思えます。
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