HUMAN LOG -28ページ目

常に少し揺れている

true-常に少し揺れている

木々に茂る葉や、海の波、雲もそう。
チカラに対してゆるやかに受け止め、
次への対処にゆるやかに移行するため
自然のものはだいたい揺れている。

国の成り立ちも、人の心も、
いつも少しだけ揺れている。
静止した状態を安定と捉えがちだけど、
大きなチカラに対してもろかったり。
融通が利かなかったり。

人の世界では、問題の先送りなんて言われそうだけど
そんなに早く結論を出さなきゃいけないことなんて
身の回りにそんな多くないんじゃないかと
思ってみたりします。


心臓が動いている

true-心臓が動いている

それは、なにより明確な生きている証しです。
生きていきたい意志と
生きなくてはならないという責任を反映させるのが
胸の中に響く鼓動の意味なのではないでしょうか。

死後の世界は痛みや苦しみ、悩みのない
豊かな世界だといいます。
でもそんな所に行きたくない。
痛みや苦しみにまみれ、
その分体感できる喜びや笑いにまみれた今が
よほど魅力的に思えてなりません。

自分の胸の中で、心臓が音を立てている限り
今という時間にしがみついていたいのです。


かけがえのない

true-かけがえのない

“かわりになるものがない。このうえなく大切な。”
という意味のこの言葉は、
「掛け替えのない」と書くらしい。

欠け、替えのないもの、と書くのかなと思ってました。
欠けることも、替えることもできない、唯一のモノや人。
自分にとって、それがなくなることは
自分の一部が剥ぎ取られたような痛みを
伴うんだと想像できます。

自分とは別に存在していながら、
まるで自分の一部のようなモノや人。

これを持っていることは、
弱さでありながら同時に、
持っている故の強さが
確かに存在するように思えます。