HUMAN LOG -27ページ目

人は、壊したい生き物なのか

true-人は、壊したい生き物なのか

進化を続けるためなのか。はたまた変化を好む性質なのか。
建物であれ、他者との関係であれ、ルールであれ、
人はなぜか壊したくなってしまうようです。

破壊は一種の快楽。

スクラップ&ビルドなんて言葉があるけど
どうもビルドのためにスクラップしてるんじゃなく
壊したから作らなくちゃならないという
いやいやさを感じてなりません。
あるいは壊したいから作るのかも。

でも文化的にも経済的にも成熟期に入った現代、
育てることや続けることや保存することに
ちょっと目を向けてもいいんじゃないでしょうか。


汚れた手の握力

true-汚れた手の握力

何かを手に入れようとする時、
誰かの持ってるものを
かすめ取らなくてはならない場面も出てきます。
そういう時の人の行動を「利己的」と呼ぶのかもしれません。
己の利益ばかりを求める浅ましさによって
その手は汚れてしまうのでしょう。

でも見方を変えれば、その汚れた手は
求めてやまないものを手に入れるために
さまざまな困難を越えてきた無数の傷跡ともとれるのです。

理想ばかりを並べ立てる、きれいな手よりも
汚れた手は力強く、説得力があるように思えます。


新しい言葉をください

true-新しい言葉をください

現代はこんなにも情報に満たされ、
人の感情はかつて無いほど複雑化してるのに
それを表す言葉はまだまだ追いついてないように思えます。
いくつかの新語、あるいは短縮語、または造語の発生は
どうにかしてこの複雑な心情を表現せんがための
あがきのようにも思えてきます。

それでも表すことのできない心の姿を
なんとか伝えるために
人は叫びを発するのではないかと思います。
そしてそれは、痛いほど突き刺さる。

言葉は、進化が遅い道具のようです。