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HUMAN LOG
備忘録のような、独白のような。 誰かに送った手紙のような。
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人は、壊したい生き物なのか
進化を続けるためなのか。はたまた変化を好む性質なのか。
建物であれ、他者との関係であれ、ルールであれ、
人はなぜか壊したくなってしまうようです。
破壊は一種の快楽。
スクラップ&ビルドなんて言葉があるけど
どうもビルドのためにスクラップしてるんじゃなく
壊したから作らなくちゃならないという
いやいやさを感じてなりません。
あるいは壊したいから作るのかも。
でも文化的にも経済的にも成熟期に入った現代、
育てることや続けることや保存することに
ちょっと目を向けてもいいんじゃないでしょうか。
汚れた手の握力
何かを手に入れようとする時、
誰かの持ってるものを
かすめ取らなくてはならない場面も出てきます。
そういう時の人の行動を「利己的」と呼ぶのかもしれません。
己の利益ばかりを求める浅ましさによって
その手は汚れてしまうのでしょう。
でも見方を変えれば、その汚れた手は
求めてやまないものを手に入れるために
さまざまな困難を越えてきた無数の傷跡ともとれるのです。
理想ばかりを並べ立てる、きれいな手よりも
汚れた手は力強く、説得力があるように思えます。
新しい言葉をください
現代はこんなにも情報に満たされ、
人の感情はかつて無いほど複雑化してるのに
それを表す言葉はまだまだ追いついてないように思えます。
いくつかの新語、あるいは短縮語、または造語の発生は
どうにかしてこの複雑な心情を表現せんがための
あがきのようにも思えてきます。
それでも表すことのできない心の姿を
なんとか伝えるために
人は叫びを発するのではないかと思います。
そしてそれは、痛いほど突き刺さる。
言葉は、進化が遅い道具のようです。
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