こんばんは
『れ』
高い山を駆け登り、
満足気に誇っていると
急に突風にあおられ
山の頂から谷底まで一直線に
一気に勢いよく転げ落ち、
そりゃもう険しいったら
厳しいったらありゃしない谷底から
足下確かめながら
なんとかかんとか
少しずつ時間をかけて、
ゆっくりゆっくりと這い上がり、
やっと平地に辿りついたと安堵しながら
暫く歩くと目の前には
比較的緩い流れに見える大河。
緩い河だから渡りきれるだろうと
ソロリソロリと慎重に進んでいると、
いきなり深みに足をとられ溺れかけ、
丁度上流から流れ来た丸太に思わず
しがみつき、難を逃れたのも束の間、
少し先に見える白浪に気づいた時は
時すでに遅く、
激しい本流に見事に乗っかり、
ひたすらに流され、
もみくちゃにされ、
やっとこさ
緩やかな流れで足がつき、
そろそろりと岸に向かって歩く自分の姿を
川面越しに眺めた時、
ずぶ濡れのへろへろのコンニャクみたいな
ズタボロの我をそこに見る。
烈
所詮、
烈しいものさ人生なんて
って、
コンニャクみたいな自分が、
平気な面してそう うそぶくってのもさ、
ありっちゃありよね
そこまで行ったらさ、
人間なんて
出来ることって
もう、元気出すしかないわけさ
きっと僕だったら
こんな状況だったらさ
笑ろてまうわ
だって、
ここまでいったら
笑うしかないじゃない。
そして、
これまたきっと
ひとしきり笑った後には
元気出す為にさ、
大声で歌うだろうな
強い気持ち(と)強い愛
自分の中で歌詞なんて
噛みしめちゃいながらさ
リズムに身体が揺れちゃったりなんか
しながらさ
また、
あいも変わらず足下確かめながら
ゆっくりゆっくり
ポクポクトツトツと
歩き出すでしょうね
また、
烈しい繰り返しがあるかもだけどさ。
素敵な夜(クリスマスナイト)を
お過ごしくださいませ
生き塾ブログ
本日は、
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つむらけんじ

