自分が嫌だなー
自分が嫌いだなー
自分はいけてないなー
なんて方に話を聞くと、
「どんなところが嫌なんですか？」
「どんなところ？
うーん。暗くジメジメしていて
ネガティブなところかな。
引っ込み思案だし(>_<)」
なんて返ってきたりする。
「なるほど、そうなんですね。」
「では、何がそうさせるのですか？」
と聞くと、
「うーん」
と大概は自分の中に根拠を
探す沈黙がながく訪れる。
で、
暫くじっと待っていると、
大概は、
よくは分からないけれど、
から始まり、
昔こんな経験があったから
とか、
友だちや家族などからそう言われるから
だとか、
会社のみんなやクラスのみんなと比べて
だとかが理由に上がる。
突っ込みませんが
(カウンセリングでの話ではありません。
カウンセリングにおいては、
100%指摘や指示をすることはありません。
ラポールが出来て、
ちょっと頑張ってみよう！
なんて仰られて、互いに目標に向かっての
合意が取れてはじめて、
段階に合ったアドバイスや
方法などは適宜させて頂いてます。)
いやいや、
それは出来事や状況の説明です。
理由を聞いているわけではありません
「いつの頃からかそうなんです。」
も違います
つまり、
何がそのような性格にさせたのでしょうね？
をお伺いしているってこと。
「親が厳しかったからなんです。」
いやいや
またまた理由や事象ですか？
違います
何がそうさせたのか？
をお伺いしている
もしね。
自分で自分が嫌だな〜
なんて思ってらっしゃったとしたならば、
嫌なところをご自身でピックアップされ、
例えば、
内気なところとか
ハッキリとモノが言えないところとか、
そんなものが出てきたら、
何がそうさせるのだろうか？
とご自身に尋ねてみればいいです。
内気や、ハッキリとモノが言えないなんて
場合は、
内気をやめて
仮にハッキリとモノを言うことによって、
場の空気を乱したくないや、
注目を集めても裁くだけの自信がないや、
キャラクターがそうだからそうしなければ
と思っているや、
嫌われるのではないだろうかや、
恥をかくのが怖いやらや、
とにかく、
自信がない
なんてキーワードが浮かんできます
で、
今度も同じように、
自信がないのは、
何がそうさせているのだろうか？
を自身の中に探していくと、
大概は、
責任を取りたくない
っていう嫌なところが出てきます
で、
お次は、
責任を取りたくないのは、
何がそうさせているのか？
って、
また同じように自身の中に探していくと、
だって、私はそんなキャラじゃないし、
責任とるなんて、
そんなめんどくさいことや、
仮にそんな人がいても、
自分はそうなりたいとか、
素晴らしいだとか一切思わない。
なんてのが出てきたならば、
つまり、
もう出てこない
なんてところまで行ったなら
内気でハッキリとモノが言えない自分が
はじめて納得出来る。
つまり、
それに対して、
根拠のない自信
ってやつが出来るってこと
(根拠のない自信はありません。
つまり、このように、
根拠がないと自信は表れない。
隠れているから、根拠のないって、
便宜上使っているだけ^_^)
で、
それをこのまま続けていきたいのか？
それとも、
そんな自分を変えたいのか？
は、
それから決めればいい
もし仮に、
やっぱり
そんな自分を変えたいななんて
思ったらば、
先程の自身の中を探す過程で
少しでも引っかかった要素を
見直せばいい。
例えば、
責任感のある〇〇さんは素晴らしい
とか、
いつも笑顔で朗らかな〇〇さんは
素敵だな
とか、
そうなりたい。ああなりたい
なんて本気でそう思うなら、
あとは、
やり方を学び(真似び)、
頑張ってやり続ければいい
きっと、
いつかは、
思うような自分に必ずなれますから。
何で何で何で何で？
何で自分は？何で自分は？何で自分は？
はたまた、
何でお前は？何でお前は？何でお前は？
これすると、
白か黒
つまり、
二者択一のジャッジ(審判)しか出来なくなり、
自分で自分を縛ってしまう。
だから、
内省化や、探索、
自己洞察、自己理解、
内的準拠枠の照合
まあ、
なんや小難しくてもいいけれど
自身の内に内に入っていくのなら、
何がそうさせているのだろう？
って、
自分の心の働き
つまり、
機能面
にフォーカスをあてること
そうすると、
答えが比較的出やすいものです
ご参考まで。
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