こんばんはおねがい

 
 
本日はなかなか伺えなかった
 
愛すべき おばちゃんちに手を合わせに
 
行きました。
 
おばちゃんの優しく穏やかな笑顔が
 
遺された私の記憶に刻まれています。
 
いとこの姉ちゃんと兄ちゃんが
 
席を用意してくれ
 
会食をご馳走になりながら、
 
饒舌にいつも以上に私は喋る。
 
姉ちゃんと兄ちゃんに喋っているようで、
 
実はおばちゃんに
 
喋っていたような気がする。
 
 
何故なら、
 
いとこの姉ちゃんと兄ちゃんの
 
おばちゃんへの愛が強烈に
 
私の胸に突き刺さっていたから。
 
哀しみや恋しさやせつなさや
 
そんなものたちが
 
私に対する気遣いや優しい言葉となって
 
私を包む。
 
で、
 
それは、紛れもなく
 
おばちゃんがそうさせていた。
 
 
3人の食事だったけど、
 
おばちゃんも確実に一緒にいた。
 
 
私の心におふくろがまだいるように、
 
姉ちゃん、兄ちゃんの中にも当然のごとく
 
まだいらっしゃる。
 
当然、これからもずっといらっしゃる。
 
目を閉じればそこにいる。
 
いつかまた会えるよと微笑んでいる。
 
 
死は終わりではない。
 
そうして誰かの中で生き続けていく。
 
 
子どもの時に感じていた
 
圧倒的な存在だった姉ちゃんと兄ちゃんが
 
私の背丈に降りてきてくれているような
 
気がした。
 
とても身近な存在に感じた。
 
 
私が尊大なのか?
 
 
いやそうじゃない。
 
 
これが、
 
 
愛だ。
 
 
津村健司