大きな企業様の研修を担当すると、複数クラスが同時進行で行われます。

 

その場合、特段ご要望がなければ弊社の講師数人で分担しながら研修を担当していきます。

 

しかし、企業様によっては「塚本さんご指名です」と、とても名誉あるご要望をいただくケースがあります。

 

そうすると、私一人で複数のクラスを曜日ごとに担当します。

 

最近の話なのですが、9クラスを担当しました。

 

1クラス2日の研修プログラムを担当します。

 

延べで18日間毎日その会社様に通勤するような感じになります。

 

9クラスもあると、クラスのカラーが色濃く感じられます。

 

力強いリーダーシップを発揮する人が一人でもいると、助手の様な行動を取ってくれたりします。

 

逆に、依存傾向が強い人が集まるクラスでは朝から

 

「元気よく」

 

「明るく」

 

「キビキビ行動」

 

など発破をかけ続けなればなりません。

 

全国にある拠点などから集められたメンバーなので、同一の地域の人と重ならないように配慮はされていますがクラス編成に何か意図があるようには思えません。

 

偶然クラス分けされての結果なのですが、クラス間の格差は雲泥の差になってしまいます。

 

毎回、クラスごとに講師としての報告書をまとめます。

 

同じ会社の研修なので、9クラスの講師報告書を読み直すと共通していることがあります。

 

それは、各クラス共に受講者が新入社員の時に習ったことを忘れないでいることです。

 

「○○を覚えていますか」と入社時に伝えたことを聞くと、瞬時に反応があります。

 

その点は評価できます。

 

しかし、あるクラスは開講時から明るく元気で活気を感じたと記してあります。

 

他のクラスではまるでお通夜のようにシーンとしていたと記しています。

 

さらに、受講者ひとりひとりに対する講師としての個別寸評を確認しました。

 

AからEの5段階評価とコメントを記してあります。

 

各クラスの報告書を作成している時はあまり感じないことも、9クラスまとまると別の発見もありました。

 

A評価が複数存在しているクラスとA評価が一人もいないクラスもありました。

 

やはり、クラスの雰囲気は雲泥の差でした。

 

ひとりひとりは素直で真面目な方ばかりなのに、集団の心理が働いている様です。