20代前半の人を中心としたキャリアデザインに関する研修を担当しました。

 

メンバー構成が若いので全員独身なのかと思いました。

 

ライフイベントに関する時間に、何気なく確認するとYさんとSさんの2人が結婚していることが分かりました。

 

それ以上に驚いたことがあります。

 

キャリアアンカー(自分らしさ)を探す時間の導入で「夢や希望がない人」と冗談半分に聞いてみました。

 

すると、2人が手を上げていました。

 

よく確認すると結婚しているYさんとSさんでした。

 

キャリアデザインに関係しない確認テストなどでは平均点を上回る得点をたたき出していました。

 

研修中の姿勢態度も積極的で5段階評価のB以上の評価でした。

 

研修講師としてはとても気なる2人でした。

 

キャリアアンカー(自分らしさ)をグラフ化するテスト結果を観ると、やはり安定や家庭の項目の点数が高い傾向にありました。

 

どうやら、仕事で頑張る事よりも大切な家族との時間を大切にする方向に意識や考え方が傾いている様でした。

 

十人十色なので強制することは出来ません。

 

それぞれの人生です。

 

しかし、せっかく研修に参加したのですからもう少し違って視点で自分のライフやキャリアを見直してもらいたい衝動にかられました。

 

名指しした個別指導は問題が生じますので、ハラスメントにならないように働きかけてみました。

 

やはり、キャリアアンカー(自分らしさ)が不明確でした。

 

今回は質問紙法以外にもキャリアアンカー(自分らしさ)を探す時間を30分確保してありました。

 

設問を3つ用意して、椅子ではなく床に腰を下ろして時間を気にせずに考えてもらいます。

 

そして、じっくりと自分のキャリアアンカー(自分らしさ)を探してもらいました。

 

「意外でした」

 

「気が付きませんでした」

 

「忘れていました」

 

これはいずれもYさんとSさんの生の声です。

 

キャリアコンサルタントとしてはその声を聞いてホッとしました。