ここ2年~3年の間にご依頼をいただく社員研修に大きな変化がありました。

 

それまでは弊社の受注する研修の80%以上が1泊2日以上の合宿研修でした。

 

最長で6泊7日の幹部社員研修もありました。

 

社内の研修施設を使用したり、公共の宿泊施設の会議室を研修会場として使用する場合もありました。

 

そして、たいていの場合朝食前の午前6時から朝礼や早朝研修を行っていました。

 

終わりは早い会社で午後8時、遅い会社で午後10時でした。

 

会社によって、残業手当を支給している会社もありましたが、各会社ともかなりアバウトだったように記憶しています。

 

ちなみに人材育成の道に入った頃は、朝まで課題が山積みで徹夜なんてこともありました。今なら、即アウトです。

 

労働基準監督署の立ち入り調査の対象になってしまいます。また、各種ハラスメントで訴えられケースでした。

 

2018年の大晦日に1年間で弊社が受注した各社の社員研修のデータを確認しました。約95%が1日研修でした。

 

この数字の中には3時間、4時間の研修も含まれています。

 

やはり、時代を反映している結果だと改めて思いました。

 

私も含めて、担当講師の負担はある意味で軽減されています。

 

仕事改革を実践しています。

 

しかし、見方を変えるとより短時間で最良の成果を求められていることになります。

 

実際、4時間しか研修時間を取れないケースであれもこれも追加でやって欲しいとご要望をいただくことがあります。

 

その点からすると、研修講師の腕が試されてしまいます。

 

大企業になると複数クラスを同時進行で研修を行うことがあります。

 

私が研修担当から外れる時は、各講師の技量チェックを行うまたとない機会となります。

 

最近特に感じていることに研修中の各講師が若干ですが早口になっていることに気が付きました。

 

ベテラン講師からは「冗談を言っている時間もない」「ちょっと講義が横道にそれると大変」「極力、余計なことは言わないようにしている」などの声もありました。

 

いずれにしても、仕事改革をはじめとした世の中の流れに人材育成業界も巧みに対応しています。

 

良い悪いは別にして、時代に合った人材育成を常に模索していく2019年になりそうです。

 

そういえば、ある会社では部下指導の項目で「怒る」は削除するようにご依頼がありました。

 

まさに今の時代を反映しています。