ここ数年、各企業様の新入社員研修を担当して強く感じることがあります。

 

それは、小学校や中学校の授業で行われている「道徳教育」を見直す時期にあるのではないかということです。

 

もう少し簡単に言うと人としての基本が躾けられていない新入社員が多いと感じています。

 

本来は家庭で親や家族が躾けるようなことが身についていません。

 

学校でも教師が様々な圧力があるために厳しいことを言えなくなっています。

 

親や教師が躾・指導するべきことがなされていません。

 

だから、社会人になった時に新入社員研修で修正しなければなりません。

 

では、どのようなことが出来ていないのか。

 

名前を呼ばれているのに「ハイ」と返事が出来ません。

 

注意指摘されているのに「ありがとうございます」と挨拶が出来ません。

 

お茶碗にご飯粒が残っているのに下膳してしまいます。

 

人の前を横切る時に会釈などが出来ません。

 

ハンカチを持っていない人が多くいます。

 

食後に歯磨きなどのオーラルケアをしないで平気でいます。

 

あげればきりがありません。

 

些細なことばかりです。

 

しかし、このような些細なことに目配り気配り出来ない人がどんな仕事をするのか、考えただけで恐ろしくなります。

 

IT化が進み、フェイス・トゥ・フェイスでコミュニケーションを図る機会が少なくなっていますが、人としての基礎・基本は大切です。

 

そして、普遍です。

 

企業の人事担当者から最近よく聞くことに、叱られたり、注意指摘されているのに「キョトン」としている新入社員がおおいとのこと。

 

何を言われているのかわからない人もいるそうですが、一番多いのがミスをしても学校の先生や親に叱られた経験がないことをあげていました。

 

企業の側でも「パワハラ」と思われるのではと遠慮しすぎの傾向もあります。

 

人生100年時代を生き抜くために、人として生きていく人生教育の様なものが必要なんだと改めて感じました。