以前、原子力発電所などの放射線管理区域にエンジニアを派遣する会社の研修を担当したことがありました。

 

実施する内容は当然ですが、放射線関係ではありません。

 

当時は放射線に関する知識は皆無でした。

 

管理職に対する部下育成を中心としたリーダーシップ研修と中堅社員層に対するタイムマネジメント研修でした。

 

研修を担当すると、受講者の頭の良さを痛感しました。

 

ただ単に放射線に関する知識や技術や高いだけでなく、思考力・理解力・判断力などの基礎的なの能力の高さを強く感じました。

 

その時は、研修を担当しただけで終わったのですが、私の様な放射線の知識が全くない素人でも2日間の放射線に関する講習会に参加出来ることを教えてもらいました。

 

福島の原発のこともあったので、最低限度の知識は知っておきたかったという好奇心もありました。

 

幸運なことに昨年その講習会に参加することが出来ました。

 

自分の仕事(キャリア)には直接的には関係しませんが、私生活(ライフ)の面では趣味・特技の延長線上にあると判断し高い受講料(約9万円)を捻出しました。

 

蛍が光を出す能力を放射能、蛍の光を放射線に例えていました。

 

虫かごの中にいた蛍がかごから逃げ出した状態が放射性物質漏れ

 

虫かごから蛍の光が漏れている状態が放射線漏れと、とても分かりやすく講習が始まりました。

 

次に、3.11の後よく耳にした「ベクレル」「グレイ」「シーベルト」という放射能と放射線を表す単位の説明になるとチンプンカンプンでした。

 

さらに、

 

  アルファ(α)線

  ベータ(β)線

  ガンマ(γ)線

  エックス(X)線

  中性子線

 

放射線の種類の説明と内容が深まっていきました。

 

2日間みっちり講義と実習があり、最後に効果測定(ペーパーテスト)まで用意されていました。

 

講習の修了証があると「第三種放射線取扱主任者免状」の申請ができるとの事。

 

せっかくなので申請すると、原子力規制員会(ニュースで時々耳にした機関)から国家資格の免状まで交付されました。

 

学習してみて、生涯学習の一環として畑違いの異分野のことを学ぶことも脳が刺激されてよいものだと思いました。

 

正しい知識があれば、偏向報道にも踊らされないと確信も持てました。

 

楽しい「ライフ」をエンジョイするためにも学び続けることの大切さを改めて認識しました。

 

人に教える立場ではありますが、時々このように人から教わることで気づくことは結構あるものです。

 

「キャリア」にも「ライフ」にも向上心は大切です。