ある会社で、入社3年目の若年層を対象にした義務教育が5週間も社内の研修施設を使って行われています。
その期間中に2日間弊社が担当する研修がプログラムの中に組み込まれています。
その2日間の研修の中で、約90分「ポチ訓練」と呼称しているトレーニングがあります。
約90分の間中、一切無言で床に座ったり、寝そべったり自由な姿勢や格好でトレーニングを行います。
トレーニングと言っても頭の体操なんです。
設問が用意されていて、ひたすらその設問に対して回答を書き出していきます。
周囲の人と話をしてはいけませんので、自問自答するだけなんです。
しかし、かなり掘り下げて考えてもらいます。
文字通り、独りぽっちになって行うトレーニングなので「ポチ訓練」なんです。
その設問の中に「あなたの仕事上の夢は何ですか」「それはいつまでに成し遂げますか」「目標を達成するために何が不足していますか」などと仕組まれた項目が用意されています。
時間の経過とともに、不明確だった自分自身の仕事上の目標が明確になっていきます。
毎回感じることなのですが。
少し言葉が不適切なのですが、明らかに「使用前」「使用後」と感じるほどに皆さんの表情に変化が現れます。
大体、入社して3年目ですから仕事にも職場にも慣れ始めています。
精神的にも余裕が生まれてくる時期でもあります。
また、「私は忙しい仕事をしています症候群」に陥る時期でもあります。
すなわち、マンネリ化が始まる時期なんです。
そんな時に改めてこのような問いかけを投げかけられ、自分自身の将来を真剣に考えることはグッドタイミングです。
5週間の教育終了時のアンケートの結果を見ても、他のどの研修項目よりも群を抜いて満足度・理解度が高く表れています。
企業によっては「3年生にはまだ早い」とこのような研修内容を導入していない会社もあります。
しかし、時期が早ければ早いだけ目指すべき目標が明確になり「山登り」を始めることが出来ます。
仕事にも私生活にもやる気を見出すことが出来ます。
周りに流されるだけの「筏下り」を終わりにして「山登り」を始める第一歩として「ポチ訓練」有効ですよ!
