「心」を英語でいうとハートです。

 

研修で担当してきた企業の中で、「ハート」が社名に入っていた会社がありました。

 

また、会社の方針の中に「ハート」を表現している会社もありました。

 

前者は「ハートレイ」という会社でした。

 

今は、吸収合併の変遷を経て会社そのものが存在していません。

 

しかし、初めてこの会社の名前を聞いたときは驚きました。

 

日本語に直すと「心」と「礼」なのですから。

 

また、後者の方は会社のスローガンの中に「プラスハート」と記されていました。

 

文字通り形で現れる行動にプラスして「心」を込めるという意味でした。

 

研修講師を27年務めていますが、タイトルに記した「形」が先か、「心」が先かの答えは見つかっていません。

 

恐らく結論は出ないのではないかと感じています。

 

このことは、研修会社によっても見解がまちまちです。

 

例えば、サービス業の新入社員研修の冒頭で挨拶についてどこの企業でも触れます。

 

かつぜつよく一言一句はっきり挨拶言葉を発音して、TPOに応じたお辞儀の角度を行う形の指導教育を行います。

 

また、お客様がご来店された時「いらっしゃいませ」と挨拶をする場合に

 

「数ある近隣多店舗から当店をお選びいただきまして誠にありがとうございます」

 

と気持ちを込めて「心」のこもった挨拶をするように指導教育する場合もあります。

 

さて、「形」が先なのでしょうか?それとも「心」が先なのでしょうか?

 

しかし、多くの企業では「心」に関する指導教育はほとんどなされていません。

 

当たり前のことすぎるから行っていない会社もあります。

 

「心」よりまずは姿勢態度の「形」から入るんだと社長自ら陣頭指揮している会社もあります。

 

私見ですが、私はどちらが先かよりも両方とも人材育成の観点から言うと大切と感じています。

 

従って、「形」「心」も人材育成を行う第一歩と信じて研修の場面では声を大にして指導しています。

 

「心」の込められていない返事や挨拶では、形式的すぎるとかうわべだけと常日頃から指導教育しています。

 

 

皆様の会社ではいかがでしょうか?

 

「形」が先か「心」が先か?それとも「形」だけか? 

 

「心」を込めるためには一つ一つのことに意識しないとなりません。

 

この時点で無意識での行動はなくなります。

 

やはり、意識して「心」「ハート」「マインド」を込めて行動するように指導することが人材育成の第一歩と改めて感じております。