目標がなく、流れに身を任せるだけの筏下りの人生を送っている人が世の中には多くいます。

 

一方で、自分で自分の進むべき方向を見つけて、毎日毎日努力を重ねている目標が明確な山登りの人生を送っている人もいます。

 

それぞれの人生なのでどのような人生を歩むのも自由です。

 

ただし、自分の人生なのだから責任を他人や会社などに向けても仕方ありません。

 

企業の人材育成のお手伝いをしていると、結構上司や会社に流されている筏下りの人を多く見かけます。

 

しかし、自分では如何ともしがたく、もんもんとした毎日を送っているのが実情のようです。

 

企業の研修で受講生の方との人間関係が形成されると、結構な頻度で本音が聞こえてきます。

 

休憩中に身の上相談に乗ることもしばしばあります。

 

本来なら上司が行う役割なのに、コミュニケーション飢餓に陥っている社員さんは多いです。

 

「一回しかない人生、上司や会社に流されていていいの?」キャリア形成に関する研修の中で使う魔法の質問です。

 

今まで、数千人にこの質問を投げかけましたが「いいです」と答えた人は記憶にありません。

 

つまり、みんな自分の人生なんだから流されたくないと内心は思っています。

 

しかし、「仕事が忙しくて」「仕事をしていれば、お給料も賞与も出るから」と現状で留まってしまっています。

 

現状維持、出る杭にならないなど本人にとっても、会社にとっても不幸の始まりです。

 

筏下りを終わりにして、目標を見つけてそこを目指していく山登りをする人を一人でも多くすること。

 

これが、人材育成の専門家としてまた、キャリアコンサルタントとしての私の使命なんだと休日の早朝散歩をしながら改めて感じました。