何気なく地下鉄のつるし広告に目を向けると、「人は何のために仕事をしているのでしょうか」と悩ましい言葉がありました。
目的地までの間に真剣に考えてみました。
独身の人と家族がいる人ではその答えに違いがでる場合があります。
日本国憲法を習いたての人なら27条1項にある仕事をするのは国民の義務だからと答えるかもしれません。
余暇を充実させるために仕事をしていますと答える人もいます。
家族がいる人は文字通り、家族を養うためとストレートに答える人もいます。
理由はどうあれ、仕事をすると対価として一般的にはお給料をもらうことが出来ます。
時々、新入社員研修や若手の社員研修などで「お給料は多い方がいいですか?少ない方がいいですか?」と意地悪な質問をします。
たいていの場合「多い方がいいです」と元気よく返答があります。
さらに突っ込んで、「なぜ?」と聞くと明確な返答が出来ない人がいます。
地下鉄広告の問いかけの、「人は何のために仕事をしているのか」ですが、お給料は多い方がいいが、何故なのか明確に答えられない人は結構多く存在しています。
見方を変えると、そのような人はお給料をもらうことが仕事をする目的になってしまっています。
その考えは決して間違ってはいません。
ただし、進むべき方向性=目標があいまいになってしまいます。
仕事と私生活は切っても切れない関係です。
私生活を充実させるために仕事を頑張るこれだけでもやりがいが出てきます。
以前、一時期ですがあるグループ企業の中の子会社の経営を任されたことがあります。
その時、グループ企業の会長から「扶養家族が増えましたね」と言われたことがあります。
小さい会社でも毎日のように大小さまざまな問題が発生します。
経営者は社員さんと社員さんの家族のことまで考えて会社を経営しなければなりません。
文字通り、社員さんの仕事と私生活全てに目配り・気配り・心配り・配慮しなければなりません。
経営者ばかりでなく人事教育担当者はこのあたりに着目して人材育成を考えるべきです。
そして、従業員の皆さんがキャリアもライフも充実した人生を歩いて行けるように最大限のフォローをしてもらいたいものです。
お互いの幸せのために!
