末っ子の通う高校の父母会が開催した講演会に3年目にして初めて参加しました。
過去にも著名人が講師として招かれていました。
今年は大道芸人のピーター・フランクルさんでした。
実は大道芸人は裏の顔で、表の顔は世界的な数学学者とのこと。
今回の講演のテーマは国際人に関する内容で、とても興味深い講演内容でした。
国籍はフランスですが、生まれはハンガリーで学生時代は数学漬けだったとのことです。
各国の数学の研究機関から招聘され研究活動をしているうちに12ヶ国語を操るようになったことをとても楽しそうに話されていました。
日本語も堪能なんてものではなく、我々が知らない諺を何個も国際人の観点から解説してくれました。
宗教や信条の違いにより、一夫多妻制の国や平均寿命50歳前後の国のお話を聞くと私の中にそのような国に対する偏見があったことが浮かび上がってきました。
当然私は日本人として生まれ日本で育ってきたので日本しか知りません。
ピーター・フランクルさんのように世界各地を旅行ではなく、滞在しながら仕事をしてきた人はその国の生活に慣れるところから始めるとおっしゃっていました。
アフリカでの出来事を日本でいう「郷に入れば郷に従え」を交えてこれまたわかりやすく解説してくれました。
特に驚いたのが、インドでの研究者の方とのやり取りでした。
「所変われば品変わる」の例えの通り、日本ではお客様におもてなしというと特別扱いする場合がほとんどです。
しかし、インドではおもてなしは家族同様に接して来るお話には考えさせられました。
講演のメインテーマの国際人に関する核心のお話では、自分の心の偏見を無くすことと熱く語っておられました。
「袖振り合うも他生の縁」をグローバル化と絡めたお話も衝撃を受けました。
そもそも「他生」を「多少」と勘違いしていたくらいですから恥ずかしくなりました。
まだまだ人間が出来ていないと改めて考えさせられた有意義なひと時でした。
普段、各企業様の研修で「人間力を磨く」と講義している講師として、今まで以上に偏見を無くす努力から初めてまいります!
