みなさん 朝夕は少し涼しさを感じられるようになってきましたね。
いかがお過ごしでしょうか。ユマニテ会のゆにっちです。![]()
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暑く激しかった夏も終わりを迎えようとしています。![]()
次回のユマニテ会は9月19日(木)木曜日です。
今回は通常の葉隠はもちろんのこと、 合宿に向けて「任侠映画考 序論」を予定しております。
義理と人情 ってよく使う言葉 なんだけど、ちょっと考えてみましょう。って感じで予定しています。
以前先生とそのことについて話されていたNさん(女性)来て下さらないかな?と思ってます。
今年もやります!ユマニテ会合宿勉強会
10月5日6日に秋の合宿勉強会を開催します。参加者募集中です
テーマ 『メス・オス問題』進化生物学の諸問題
義理と人情 「任侠映画考」
「神は存在するか」と問われたら
場所:亀山温泉ホテル
〒292-0523 千葉県君津市豊田65 TEL:0439-39-2121
会費:10000円(1泊2日2食温泉付)日帰り希望の方は事務局までお問い合わせください。
お申込み締切は9月20日頃を予定しております。
では前回の講義より一部ご紹介させていただきます。
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葉隠より 『困難にぶつかったらおおいに喜ぶこと』
困難にあって動転しないのは結構なことだけど、それではまだまだ。喜び勇んで進め(また自分のレベルが上がるときなのだ)
右肩上がりで、少しずつ成長していくのもよいけれど、階段式にスパーン・スパーンとレベルを上げていくのもよいと思います。 困難がやってきた、目の前に立ちはだかる壁だ。死にもの狂いになって闘う。すると、自分の思いもよらぬ力が出る。火事場の馬鹿力だ。そして、乗り越えられる。その後は、その一段スパーンと上がったレベルで行ける。
昔大学で教えていたころ、学生たちに、こう言ってきました。
社会に出て、例えば上司から仕事を言いつかって、「そんなこととてもできやしない。俺には無理だ」と思っても、そこで「考えるな」と。敢えて、「考えるな」と言った。考えたら引いてしまう。 考えないことも大事なんだ。考えずに、「はい、わかりました」といって引き受けろ。引き受けたからには死んでもやるしかない。すると、普段の何倍もの力が出て、やり遂げるだろう。そう教えてきました。
若いころ転勤で熊本に行ってすぐに家を作りました。土地を買って、建築会社を最終的にA、B2社に絞った。 A社は全国規模の住宅メーカー、B社は地場産業。
どちらも値段も品質共に変わりなかったが、私は東京から出てきたばかりだったので、 A社のほうが無難だろうと思って、B社の営業マンT氏を呼んで、言った、
「A社に99%決めた。今回は縁がなかったと思ってくれ。悪かったな」。 意外にもT氏は、すごく喜んで、はち切れんばかりの明るい笑顔で、言った、
「そうですか、先生。じゃ、わが社に1%の可能性がありますね。頑張ります」。 私は度胆を抜かれた。1%から頑張るやつは人を感動させる。 1週間後、私は再びT氏を呼んで言った、「お宅に決めた。よろしく頼む」。1%が100%になってしまったじゃありませんか。彼は、私に、「A社に99%決めた・・・」と言われたとき、自分が、B社が、孫子のいわゆる≪死地≫に立たされたことを知ったのだ。だから、本当に必死で頑張った。日頃の彼の何倍もの力を出して頑張った。そして、彼は勝ったのだ。まさに、「困難にぶつかったら大いに喜ぶ」べきなのであろう。
『細心の注意と不断の心がけ』
あらゆることに気をつけ、少しでも遅れをとってはいけない。特に、ものの言い方に注意しなければならない。たかが、ものの言い方と思ってはいけない。(「人生は口癖で決まる」などという本もある)。 「私は臆病だ。何かあったら逃げよう。怖い。痛い」など、そんなことは、冗談でも、寝言でも言ってはいけない(寝言で言うということは、起きてるときもそう思ってるということだ、潜在的に) マイナスのことを言うなといっている。心ある人にはみすかされてしまう。かねがね注意しておくべき。
最近スポーツなどでもイメージトレーニングが大事といわれるが、『葉隠』は1716年の作品ですよ。 普段からマイナスの言葉を言ってると、弱くなくても弱くなっちゃう。 そして不安が人間の能力を小さくしてしまう。不安や弱気がエネルギーを下げる。普段から弱気なことを言わないように気をつけておかなければなりません。 私は若いとき、こういう言葉を作りました。
「思惟が存在を決定する」
これはマルクス主義の「存在が思惟を決定する」をもじったものです。 これは言い換えれば、「おれが思ったことは全部かなう」というすごく傲慢な言葉です。私の願望はすべてかなうということです。むろん、鉄の意志を持ち、死に物狂いの努力をすることが必須です。その方法で、なりたいものに実際にすべてなってきた。
大学の先生、予備校の先生(なぜ、予備校かというと、駿台予備校時代、そこで講師をされていた東洋大学文学部長の奥井 潔先生の英文読解の授業で人生を180度変える影響を受けました。100パーセント理系の私が文系、哲学に進んだのです。それほどの影響を与えられる予備校の先生にあこがれていました)・・・。 ただし、この思惟、願望は正しいものでなくてはならない。間違った願望はかなうことがない。
『七呼吸のあいだに判断せよ』
昔の人の言葉に七息思案という言葉がある。隆信公は「思慮分別も時間がかかるとなまくらになってしまう。」とおっしゃられ、直茂公は「間延びしたことは十に七つはろくなことがない。武士は即断するものである」心が落ち着かないときは判断力がない。 こだわりがなくさわやかに凛としたときは七息判断ができるものだ。覚悟が決まって吹っ切れている状態である
これについて考えれば、何かあった時には即断できるように、 普段から大事なことはしっかり考えておけということを裏で言っていると思います。
葉隠の最初の方でありましたが、ものごとは深くかんがえればよい考えがでるというものではない。 私心があればよい判断はできない。 私心がないということは 主観を離れて考えること 私利私欲を捨てること です。 人間はどうしても、自分が得をするように考えたり、自分の利益を優先して物事を考えてしまうけれど、 そこからはなれれば、すーっと物事の筋が見えてくる。 日頃から私心を離れて考えるくせをつけておくことができるとよいです。自分の生きるスタイルを決めておく。私たちは自分の服装とかよかれあしかれ自分のスタイルをもっている。それを 修正修正しながら、作っていけばよいと思います。
私の場合はいつも言っているように儒学任侠派です。 儒学の思想:孔子孟子の大思想(この世にたった1人でも不幸な人がいれば、それは俺の責任だというような徹底的なヒューマニズム 人道主義)+スパイス的に日本的情緒を伴う侠気。
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その他 今回は西洋哲学より ソクラテスの風変りな弟子たち 論理学派 などを勉強しました。
また次回にでもご紹介させていただきます。
普段深く考えていないことを、時には深く考えてみること それもまた自分に刺激を与えてくれる時間になると思います。
皆様のご参加心よりお待ちしています。
お問合せは humanite@live.jp まで

