みなさんこんばんは ユマニテ会ゆにっちです。ニコニコ
3月もいよいよ後半に突入ですね。歓送迎会や卒業入学シーズンです。チューリップ紫
もうじき桜もほころんでくることでしょう。胸が躍りますね。


3月のユマニテ会は
3月23日(金)19:10~20:40(開場18:50)
NOF新宿南口R3C会議室4F
会費:3000円


今回のメニューは
ラッセルの哲学より「女権論者の危険性」
徒然草より第11段より
その他哲学的小話です。


前回の徒然草の講義から一部ご紹介します。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが第92段です。
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徒然草 吉田兼好 これに類するものはモンテニューのエッセー
良い本というのは、考えるヒントをいっぱい与えてくれる本だと私は思う。

ある人が弓を習い、矢を2本持って的に向かった。
先生が「初心者は2本持ってはいけない」とおっしゃった。
「もう一本あると思って初めの矢にいいかげんな気持ちがでてしまう。これ1本で決めよ」と。
いったい、先生の前で1本をおろそかにしようと思うだろうか、思わないだろう。
だけど、怠け心は、自分では気がつかなくても、先生にはわかる。
これは万事にいえる。


学問をする人は 夜には明朝がある、朝には今夜がある、その時もう一度念入りに勉強しようと思う。
これが最大のなまけ心である。
そして、怠け心は一刹那においてさえ生じてくる。それに注意しなさい。


ドナルドキーンはこのことを 
The laziness of mind that arises in an instant.と訳してします。


一瞬一瞬に真心こめて生きるしかない。

真心こめた一瞬一瞬の積み重ねが素晴らしい人生を作るはずだ。

あとでもう一回ちゃんとやるからという気持ちは捨てましょう。
勉強する時は真剣に勉強し、遊ぶ時は真剣に遊ぶ、現在の一瞬で実行する。
しかしなんとそれは難しいことなのか!
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本当に一瞬一瞬の積み重ねを大切にしていかねばならないですね。


初めての方でもお気軽においで下さい。

お問い合わせは humanite@live.jp  まで

まってま~す。
哲学塾 ユマニテ会-2gatu