自分の哲学を作る講座~ユマニテ会~-kousisinnden


みなさんこんにちは、ユマニテ会のゆにっちです。ニコニコ

雨がひどいですね。うちの方でも、バケツをひっくりかえしたような、屋根を突き破るような雨が時々降っています。熱帯地方のスコールはこんな感じなのでしょうか。


今日は四竈先生より 本のおススメがありましたので、ご紹介しますね。


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是非ともお勧めという本があります。

アマゾン古本にあります。
「孔子新伝」、林復生著、新潮社

偉い人は母が偉いというわけで、孟子については母がよく語られる​のに対して、孔子については全く語られることなく、また、孔子本​人も固く口を閉ざしている。
親孝行を大切にするはずの孔子がなぜそうであるのか?
そこには言うに忍びぬ何かがあるからではないか?
妻でもなく妾でもない女が、言うに言われぬ苦労をして、父のいな​い子供を育てて若くして亡くなった。
そうした孔子の母への深い同情をベースに、綿密に資料に当たって​書かれた感動的な本です。
僕も25年くらい前に読んで、今も大切に思ってる本です。
絶版だから、ご注意を。


「孔子新伝」は、絶版にすべき本じゃないです。
もしかしたら、聖人孔子を神格化したい人たちは歓迎しない本かも​しれません。
だけど、孔子を孔子たらしめた母の愛情と苦労を知ったとき、私た​ちの孔子理解は、より広くより深いものになるに違いありません。
なぜならそのとき私たちは、ポツンと独り存在に至ったかのような​寂しい孔子ではなく、母の愛というどっしりした大地に支えられし​っかり立つ孔子を見られるからです。
憶測を逞しうすれば、孔子の思想の本質は密かに母から体質的に受​け継いだものかもしれません。
そして、母のことを口に出せない状況にあればなおのこと、それは​孔子の中で熟成に熟成を重ねて「仁」として結実したのかもしれま​せん。
あのような本から学ぶことは、私たちユマニテ会の方針にも沿うも​のです。
私たちは、どんな偉い人も神格化しません。偉い人が、私たちと全​然違う人間であるなら、それは言わば怪物なんで、怪物の真似など​私たちには出来ません。
同じ人間でありながら偉いから、私たちは、その言葉を聞きたいの​です。

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私も早速ゲットしました!


興味のある方は読んでみて下さいね。