7月に突入しましたね。灼熱地獄の毎日ですが、みなさんいかがおすごしでしょうか。
ユニッチです。私南国火の国の生まれなんですが、東京の暑さはまた格別ですね。
次回のユマニテ会は7月15日金曜日です。
今回のメニューは古事記、伊勢物語、孟子の3本立てです。
今回はどんなお話がきけるのでしょうか!またまた楽しみです
前回のユマニテ会から少しご紹介いたします。
春秋左氏伝より 子罕の宝の話
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宋人、玉を得るもの或(あ)り。
諸(こ)れを子罕に献ず。子罕、受けず。
玉を献ずる者曰く、「以て玉人に示すに、玉人、以て宝と為すなり。
故に敢えて之れを献ず」と。
子罕曰く、「我れは貪らざるを以て宝と為す。
爾(なんじ)は玉を以て宝と為す。
若(も)し以て我れに与えれば、皆(とも)に宝を喪(うしな)うなり。
人ごとに其の宝を有するに若(し)かず」と。(『春秋左氏伝』襄公十五年)
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宋人・・・玉という宝を手に入れた。これを献上いたします。
子罕・・・受け取らない 私は貪らないことを宝としている。
これをうけとったら、お互いが宝を失うことになるではないか。
人生において何を宝とするか、
それによって、人間のレベル、品位、格が決まる。
みなさんは何を宝として人生を過ごしますか?
ユマニテ会では世界中の文学哲学の中から
良質なものを選び、学んでいます。
興味のある方はメールにてお問い合わせくださいませ。
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