大好きなモコへ
卒業の正式発表からすぐですが、
早速お手紙を書きますね。
モコりん
・・・いや・・・なんと、モコ改め、
「シーザー」君になったとは、私もこのブログで初めて知りました。
なんだか立派すぎるくらいのかっこいい名前で、
知った瞬間「おお~っっっ!」と声をあげてしまったよ。
モコはもう、「シーザー!」って呼ばれて
ちゃんと反応できてるのかな・・・??
(ここではまだ「モコ(りん)」と呼ばせてね)
去年の12月12日
子犬の君が九十九里にやってきました。
手がおっきくて、耳がたれた、可愛い男の子。
どこまで大きくなるんだろう?耳はやっぱり立つのかな?
・・・と成長ともに変化していくであろう未来の君を
想像するのは楽しかったよ。
●入所4日目のモコ
クリスマスには、
センターを訪問してくれた川口春奈さんに気に入られ、
「モコ やばい♡♡」を連発させるほど、
今をときめく大女優さんをメロメロにさせていたよね。
年が明けた1月20日には乳歯が抜けて、
もりもり良く食べ、良く寝、良く走り、
どんどん大きくなっていったっけ。
●担当の吉澤トレーナーのデスクに置かれたお知らせメモ
それから半年。
君はあっと言う間に行ってしまったね・・・。
今、私が真っ先に思い出すのは、
中庭で、じっと空中を見つめて動かないモコの後姿。
モコが卒業を控えた今年の春から初夏にかけて、
センターの庭にはたくさんの蝶が、ひらひら舞っていたのだけど、
外に出ると君は、それを目指して猛ダッシュ&ロックオン。
そうなったらしばらくは戻ってこない君を、
「モコりん、ま~だ~??」と何度呼んだことか・・・。
最後の散歩はもちろん!海だった。
だって、ここ九十九里とは真逆の
海なし県へと旅立つんだもの・・・
しっかりと目に焼き付けてほしくて、
私としては思い入れいっぱいで連れていったけど、
モコは海はあんまり・・・なんだったよね。
今イチ盛り上がらず、ラスト散歩を終えたのも、
今となっては良き思い出だよ(笑)
モコ・・・
本当に素晴らしい環境の地へ、選ばれたね!!
温かいセカンド―ナーさんの元で、
可愛らしい「モコ」から、たくましい「シーザー」へと
どんどん成長していってください。
私はなんにも心配していません。
いつまでも元気で!
モコりん、バイバイ・・・またね♡
♪のんびりと陽気に力強く
重たい靴など脱いで
自由なけものみたいに走ろうぜ♪
2024年8月18日 長谷川より