GMaC開始までの道のり1 「教科書」 | 公益財団法人 ヒューマニン財団活動BLOG

公益財団法人 ヒューマニン財団活動BLOG

私たちヒューマニン財団は、犬猫のクオリティー・オブ・ライフ(QOL)を向上させるとともに、個人や社会に役立つペット(犬猫)を育成し、動物介在活動を推進することにより広く社会に貢献します。

GMaCプログラムが7月3日にスタートし、既に約12週間のうちの3分の1が終わろうとしています。
現在順調に進んでいるプログラムですが、この7月3日にプログラムをスタートさせるために、様々なことを準備してきました。
今日からは、「GMaC開始までの道のり」を何度かに分けてご紹介したいと思います。

まず初めの課題は、少年たちが勉強する内容を決め、教科書を作ることでした。

このプログラムで少年たちが勉強する内容は、犬に指示を与えるコマンド(おすわりや、お手等)だけではありません。

犬の散歩、トイレ、グルーミングなどの、犬と生活する上で必要な知識と技術はもちろん、犬とどのように信頼関係を築くのか、犬の行動学や学習システムなど、さまざまな分野に及びます。

それを、ドッグトレーニングインストラクターが、少年たちが分かりやすいように文章に起こし、1つ1つ順序立てていきます。

そして更に、少年院で長年指導経験をお持ちの法務教官の先生と話し合いながら、少年たちが興味を持ち、更に分かりやすいものへ、
二人三脚で12週間分の授業内容をしっかりと構成しました。



(教科書を作っている机の周りは資料だらけに...)


アメリカでは同様なプログラムの指導してきた鋒山ですが、決められた12週間という時間の中で、どこまで日本の少年たちと保護された犬たちができるのかというのは、やってみなければ分からない部分もたくさんありました。

しかし、実際にプログラムが始まり、少年たちと犬たちの成長の早さを見て、その心配はすぐに無くなりました。
もちろん、彼らの成長には、犬の訓練を見たことがなかった少年院の法務教官の先生方も驚いています。

12週間のカリキュラムを全て終える頃には、少年たちと犬たちがどこまで成長しているのか...
それはもう私たちの想像の範囲を超えてしまうかもしれませんね。

では、明日は「GMaC開始までの道のり2」です。
お楽しみに!