CESUN

Council of Engineering Systems Universities Global Conference.   

に参加してきました。  

http://www.cesun2018.org/

 

 

エンジニアリングシステムズに関する国際的な大学協議会であり、

世界各国 50以上の大学がグローバルな連携による教育研究、

産業界との連携などを進めています。

 

 今年から学び始めた分野でもあり、

現在通っている慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科と

東京大学大学院新領域創成科学研究科の共催であったため、

理解を深めようと参加しました。

 

 

 
今回、初心者の私にとって理解が最も深まったのは、
ポスターセッションでした。
先輩方や先生方の発表内容が、
いつも学んでいることの理解を広げてくれました。
 
 
 
こちらは、講義で何度も見ている図であり、
プロジェクトの費用と時間の関係です。
当たり前ですが、時間が経過してから過ちに気が付くと
その分の作業の手戻りや納期の延期などが起こり、
費用が掛かってしまう。
だからこそ、各ライフサイクルステージで、
仕様通りにできているかの検証(verification)と
顧客のニーズと合致しているのかという妥当性確認(validation)が
欠かせないということです。
これは、私たちの日常のどのような仕事においても言えることです。
 
 
 
また、今回とても興味深かったのは、実際に
「System of System」についてシミュレーションをしながら、
理解を深めることでした。
「System of System」とは、
異なる一つ一つのシステムが独立しているが、
共通したゴールに向けてネットワークされている
複数のシステムのことです。
 
相互関係にあるシステムは、単体のシステムとしては動作可能でも、
全体の最適性は保証されないことが問題視されています。
そのことを下記の写真のような大画面の中で、ゲームを通して、
チームで試行錯誤しながら体感しました、。
 
 
 
 
まだ、この新しい分野を学び始めたばかり。
これまで全く関わってこなかった内容であり、
仕事でエンジニアをしたこともないため、
理論だけで学ぶ限界はありますが、それでも、
この思考そのものが、自分のプロジェクトそのものや
未来をデザインすることにもつながると感じており、
一つ一つの理解を興味をもって深めていきたいと思います。