4月の新入社員研修がようやくひと段落・・・と落ち着いている暇もないままに、
先月末からは、新規プロジェクトが続々と始まっています。
特に、今回は、はじめての領域のことが多く、
毎回、そのことをお客様に率直に申し上げるのですが、
そのたびに、先方から、
“実績がなくても構いません。だからお願いしたいのです。”
とおっしゃっていただき、プレッシャーとともに、わくわくする機会をいただいています。
起業して間もないころに、
ビックプロジェクトを任せていただいた時のことをふと思い出しました。
業界大手ばかりの中に、起業して間もない会社が
コンペに参加できること自体奇跡ですが、
選んでくださった時に言われた一言が衝撃的でした。
「これまでにないものを創りたいと思っています。
きっと、みなさんだったら、新しいものを一緒に創り上げていただけそうだと思って・・・」
ついつい、何か新しいことに挑戦しようとするとき、
気合が入りすぎて、前例を意識してしまったり、
関連することを学び、知識を十分に得てから取り掛かったりと、
すでにあるものを参考にしてしまいがちです。
ただ、こうしてご依頼くださっているのは、
何か違う部分を期待してくださっているのだと思って、
既成概念がないからこそ、見えてくることや、
自分たちにしかできないオリジナルを大切にして、
とにかく、自分たちがわくわくする感覚を信じて、取り組む日々です。
何かに迷ったり、わからなくなるとき、
きっと、人は、感覚という能力を置き去りにして、
頭でっかちになってしまっているように思います。
難しくしているのは、自分自身の概念であり、
本質は、いたってシンプルな場合が多い。
人間には、本来、五感という素晴らしい能力が備わっていて、
どんな問題も、意識をそこに向けることで、
ちゃんとその答えが感覚的に感じ取れるようになっています。
知らない分野だから、やったことないことだから、
自分にはきっとできないから・・・などという思い込みが、
その素晴らしい能力に蓋をしてしまっている気がしてなりません。
自分に依頼されたことは、できることだからこそお願いされたのであって、
心のスイッチを切り替えれば、素晴らしいクリエイティビティを発揮し、
実際に、これまでにないような素晴らしいものができたりします。
それは、この仕事を通じて、多くの方の事例を拝見する中で、
学ばせていただいたことです。
クリエイティビティとは、特別な人に備わった才能ではなく、
誰もが生まれた瞬間からもっているもの。
だからこそ、五感をフル活用し、
いつも、目の前にいる人、今この瞬間、この場所、に意識を向けて、
何が必要なのかを感じ取ることを何より大事にしたい。
これまでの常識や既成概念を超えて、その場その場で感じた自分たちの感覚を信じて、
そこに調和するものをつくり続けてゆきたいと思っています![]()