『アホは神の望み』
筑波大学名誉教授の著書ですが、
題名からは想像できないほど、奥深いです。
『素直で正直、器が大きなアホであれ!』
ということなのですが、
バイオテクノロジーの世界的権威である著者からのメッセージは、深い。
これまでの遺伝子の研究に基づく精神論、というか、生き方のヒントは、
説得力もあり深く共感もします。
人間とチンパンジーを比較したとき、両者のゲノムの塩基配列の違いはなんと1.2%。
遺伝情報レベルでは、人間とチンパンジーは98.8%同じ生き物だということです!
この遺伝情報の違いを人間同士の個体差で見てみると、
個人によって意味のある違いは遺伝子一万個につき一個くらいであるそうです。
どんな人もみんな遺伝子レベルでは変わらないということですね。
では、何が違いを生むのか、またその差をどのように埋めていくのか。
ということに関して、
「可能性の遺伝子をONにさせること」
と述べています。
では、どうしたら、遺伝子をONにできるのか。
それは、・・・プラス発想や愛情、喜び、感動、
『陽気』な精神的要因が遺伝子に良い影響を与えるそうです。
日々耳にすることですが、こうして遺伝子レベルから解説してもらうことで
改めて深く納得しました。
そして、もうひとつ、
ここでいう『アホ』とは、
小利口でこざかしい知識や知恵、速度や効率、駆け引きや計略、
私利私欲や傲慢さ、攻撃性や支配性、鋭いが冷たい理知。。。。
そういうものに無縁か、距離をおきながら、目に見えないものを信じ、
先を急がず、回り道を厭わない。
悲観的より楽天的でいつもニコニコ笑みを絶やさず、
人を裁くよりは許して、自己への戒めを忘れず、
生きるとは何かについて時間をかけてゆっくり考えていく・・・
そんな鈍く、遅く、重い生き方をしながら、
その深く大きな愚かを一生かけて貫くこと。
スティーブジョブズ流にいえば、
『Stay foolish』
かしこく小さくまとまるよりも、大きな愚か者であれ。
一見愚かとも思える生き方こそが、この世を豊かに生きていくために
神が人間に授けた知恵である。
(一部抜粋)
私たちは、人に元気を届けることが仕事。
だからこそ、「陽気で正直、器が大きく深いアホ」を目指す2009年にしたいと思っています!!
どうぞ2009年もHumanextをよろしくお願いいたします。
来年も皆さんにとって、素晴らしい1年となりますように・・・
たくさんの感謝をこめて・・・
