今日は、東京から名古屋に新幹線で移動しています。
日本では、新幹線に乗った時、後ろの方に『シート倒しますね』とか『倒しますがいいですか?』などのコミュニケーションをとりますね。
ほどんどの方が『どうぞ』と応答してくれます。
海外では中々ない光景であり、配慮です。※私の知る限りありません。
私はこういったコミュニケーションが日本的で大好きですし、そういう国である事に誇りを感じています。
つまり、『お金払ってんだから私のシートだ。倒す倒さないは私の自由だ。断る必要などない!』ではなく、後部の相手の空間に浸食する事に敬意を払っているんですね。
これは、空間を共有する。というメンタリティから来ています。
2年前、中国で新幹線に乗った時の、あのごちゃごちゃ感を思い出しました。
謙虚や奥ゆかしさとは、黙る事ではありません。
しっかり表現し、外に表す事です。
相手を気遣う事を口に出す事。
相手への感謝を口に出す事。
自分の想いを口に出す事。
外に表してみて、その文脈や適応性や影響が分かり、更により良く改善できるのです。
それらを自分の性格のせいにしない事です。
思い煩うのは、アウトプットしていないから起こってしまうことがほとんどです。
こう言うと『なんでもかんでも口にした方が良いのですか?』と質問されたことがありますが、前述の通り、まずは出してみないと分かりません。そうやって塩梅が分かってくるものなのです。
表現する事、表現できることが、今後ますます重要視されてくる事と思います。
まずは、今日、今までよりも表現を。