コーチの存在意義と役割 | ヒューマネコンサルティング 代表のブログ

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ヒューマネコンサルティング株式会社 代表取締役の阿部です

平素はお世話になります。
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代表の阿部です。

 

日本時間2021年4月12日早朝、その瞬間は訪れました。

 

世界のゴルフメジャー大会、その中でも最高峰ともいわれるマスターズで、松山選手が日本人、いえアジア人で初めて頂点に立った瞬間です。

 

30年以上「何とか日本男子初のメジャー制覇を!」と期待を込めて観戦・応援してきましたが、その度に「やっぱり無理かあ・・」とため息とともに、優勝など遠い遠い世界のことだと思ってきました。

 

日本男子ゴルフ界において80年以上に渡るその重い重い開かずの扉を松山選手がこじ開けたのです!

 

感動なんてもんじゃありません。

 

そんな中、彼の言葉で気になったものがあります。

 

「(この4年間)いろんな問題があった。自分ひとりで何がダメだとか、フィーリングだけでやっていた部分を、自分が正しいと思い過ぎていた。今年から(目澤秀憲)コーチを付けて、客観的な目をもってもらいながら正しい方向に進んでいる」・・

 

松山選手が優勝できたのは、もちろん彼自身の尋常でない努力があったわけですが、そこに「目澤コーチの存在が加わった」ということに、筆者自身「ビジネスコーチ」としてとても興味を持ちました。

 

以前、同じく女子のメジャーを取った渋野選手についても「青木コーチ」の存在について書いていました。

  ↓  ↓

 
コーチの存在意義や役割については様々あると思いますが、
 
今回の松山選手の言葉にある”自分ひとりで”、”自分が正しいと思い過ぎていた”、”コーチを付けて、客観的な目をもってもらいながら正しい方向に進んでいる”・・
 
は、本当に核心を突いているといると思います。
 
なぜなら、これはビジネスコーチの世界でも言えることで、始めてクライアント様会ったとき、(ビジネスシーンでは松山選手同様)凄いポテンシャルを持っているのに、”自分一人”でジレンマに陥っていたり、”絶対に自分が正しいと思いすぎ”ていたり・・
それを客観的に見させてもらうことが多いからです。
 
あの世界最高峰のスポーツの世界と全く一緒にはできませんが、ビジネスの世界でも「コーチ」として、経営者やビジネスパーソンにとっての目澤コーチや青木コーチのような存在になるよう身を引き締めて臨みたいと思います。