令和をインドで迎えて・・ | ヒューマネコンサルティング 代表のブログ

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ヒューマネコンサルティング株式会社 代表取締役の阿部です

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代表の阿部です。


今回の大型連休を利用して、ビジネス半分、観光半分で人生2回目のインドを訪れ、そこで【令和】を迎えました。

前回来たのは10年以上前ですから、「その後、この大国がどのくらい変化・進化しているのかをこの目で見てみたい!」という気持ちがありました。


インドと日本は時差が約3時間半ほどあり、まさに技術力や(一部の富豪などを除いて)生活水準においては、時差と同様まだ日本より遅れているかもしれません。

しかしながら、今回久しぶりに訪れてみて、「明らかにその差は縮まっている(分野によっては抜かれている部分もある?)」と感じました。

ダウンタウンなどを歩いていると、そこを行き交う人や車、リキシャーという名の三輪車、バイク、野良牛の数に圧倒され、まさにカオスな感じは変わっていないものの・・

携帯電話の著しい”普及”や高速道路の開通も含めインフラ整備もかなり進んでいました。


この遥かなるインドで【令和】を迎えて、「
このまま我々も、元号を始め時代の"大変化"に敏感にならなければ、 明らかに一気に抜き去られてしまう」ようなダイナミズムを感じました。

 

我々も今後アンテナを高く多く張りつつ、 時代の"変化"に対応、かつむき出しの我欲を捨て次の時代を行きていく必要があると思いました。

 

これからも様々な技術革新によって、時代は大きく変化して行くでしょうが、”これからの変化”に対しては、単純な損得感情や市場原理主義だけでは対応できない時代だとも思います。

【令和】は万葉集の中の梅の花32首の序文「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」から引用されたそうです。

その意味は、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」「梅の花のように日本人が明日への希望を咲かせる」

つまりは、「本来日本人が持っている人や自然を大切に想う心」への”原点”回帰を彷彿させるものです。


どれだけAIやデジタル化が進展しても・・

むしろ、そういったものが進展すればするほど、この”原点の気持ち”が重要になってくるのではないでしょうか?


【令和】の「令」の文字は、人がひざまずいて神の話を聞く、あるいは、神のお告げという意味があるそうです。

インドのラクナウという街で【令和】を迎えた時、

新しく始まった時代は、高いところから「原点の気持ちを持ち続けている人や企業」と「そうでないもの」を見分けられているような気がしてなりませんでした。

 

 

アグラのモスク上に沈みゆく夕日

 

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