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ヒト・モノ・カネ(経営資源)応援企業、経営革新等認定支援機関
ヒューマネコンサルティング株式会社 代表のブログです。
先日、川越地区の税理士の諸先生方の勉強会にお招き頂き、
【経営助言で活かせる経済情勢~危機感のない人にチャンスは来ない!~】と題してお話させて頂きました。
その講演の中でも触れましたし、
また、書籍【危機感にない人にチャンスは来ない!】で言及していた「金融機関の人員削減」について、昨今のニュースで盛んに取り上げられるようになってきました。
例えば、三菱東京UFJ銀行の1万人規模やみずほFGの1万9千人規模、三井住友の4千人規模など・・
衝撃的な数字がメディアを賑わせているのは周知の通りです。
ただし、この数字だけではすべては語れないと思います。
日銀は今年10月23日に発表した金融システムリポートで、「地方銀行を中心に金融機関の店舗や従業員の数が多すぎることが収益力低下につながっている」と述べていますので、メガバンクだけでなく、地方銀行にもこの流れは押し寄せているからです。
日銀の大規模金融緩和で「金余り」が続き、貸し出しは伸び悩んでいるのに、マイナス金利政策で金利は低く抑えられ、銀行の利ざや(貸出金利と預金金利の差)は縮小を余儀なくされています。
その一方で、店舗賃料と人件費を合わせた支店費用は変わらず、さらにA・Iやフィンテックの台頭となれば、この人員削減の流れは当面続くものと思います。
まさに、企業も個人も(”危機感”のない人にチャンスは来ない!でも再三言及している)「危機感」を持って、「次の打ち手」を模索したいものです。
〝危機感〟のない人にチャンスは来ない!―トランプ大統領周辺ニュースにも今更驚かない! 目からウ...
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