働き始めた私ですが
元々、社会人経験0と言っても過言ではありません。
今、必死に
社会人っぽくふるまっていますが
所々で、無理が生じてきます。
以前の仕事は日本語教師。
ちょっと普通の仕事とは違う上に
いわゆる「日本社会」という感じではなかった。
周りはいい人ばかりだったし
仕事はそれぞれ、生徒に向かってやることだったので
あまり上司、部下という関係もなかった。
服装もリラックスの極みのようなものだったし
毎日、楽しく働いていた。
それが一変、今や
各企業の天津トップに囲まれる状況になった。
ちょっと特殊な仕事で
直接の上司、というわけではないけれど
周りはお偉いさんばかり。
時には政府関係の人とも会う。
救いは、私のこの、童顔。
「若いうちは色々わからないこともあるし
失敗してもいいんだから」
そう言ってくださるのは嬉しいけれど
たぶん私、あなたが思っているよりは年とってます、すみません。
先日、お偉いさんに囲まれて
お酒を飲みに行った。
日本社会に入ったことがない私は
こういうとき、一体何をすればいいやら、わからず
借りてきた猫のように、隅で小さくなっていた。
すると、焼き鳥が運ばれてきた。
私の目の前に置かれた焼き鳥。
「…串からバラすのか?これ、バラすのか??」
心の中で葛藤する私。
よくわからず、しばし見て見ぬふり。
すると、一人がバラし始めた。
「そうか、やっぱりバラすのか」
そう思い、緊張しながら
せっせと串から鳥をバラしていく。
野菜なんかはスルスル取れるけれど
鳥は固い。
よいしょ!
力を入れた瞬間
鳥は、スポーンと飛んで行った。
「あぁあ!」
心の中で叫ぶ。
動揺する私と
見て見ぬふりをしているのであろう、お偉いさん達。
「もういい
私、もう何もしない」
そう思いながら、飛んで行った鳥肉を拾う。
周りの方々はとても優しく
色んなお話を聞くのは楽しいので
飲み会が嫌なわけではありません。
ただ
どうしたらいいのかわからない食べ物を出してほしくないだけです。
社会人への道は遠い。