中国茶の世界 | 何故か、台湾にて

何故か、台湾にて

気がついたら台湾にいました。

ところてんのように生きています。

うちのクラスの先生は
自称「民族大学のお茶博士」

昨日、私達を
お茶っ葉のお店に連れて行ってくれました。








大学に集合して
そこからタクシーに乗り、「中国茶城」というところへ。

「中国茶城」は、別にお城ではないけれど
大きな建物で、中は色んなお店に分かれている。


一階は主に茶器のお店。
よくわからないけど、コップとか、急須とか
象牙で作られた、何かとか。

二階は茶葉のお店。
先生は馴染みのお店らしいところへ入っていった。

「ちょっとうちの学生たちに、お茶試飲させてあげてよ」

そんなことを言って、試飲開始。


中国茶を買うときは、やたらと試飲させてくれる。
すごく小さいコップだけど
お茶は、淹れた回数によって味が変わるので
何回も淹れてくれる。

そして、茶菓子も出してくれる。
タダでお茶を試飲し、茶菓子を食べ
お店のおっちゃん相手に中国語の練習をする。


おっちゃんは気前よく、一番高い烏龍茶なんかも出してくれた。
500gで3万円ぐらいするらしい。

正直、私なんかは、安いのとの違いがイマイチわからなかったけれど

「う~ん、こっちの方が香りが甘いかな?」

なんて言ったら

「そう!その通り!」

と言われ、ちょっと嬉しくなる。


中国紅茶も飲んだ。
おっちゃんは、紅茶の歴史を語り始める。

「昔、中国は八つの国から攻撃を受けたんだ。
 イギリスが一番すごかった。
 それで―」

おっちゃんは、何ら悪意なく言ったが
クラスのイギリス人が二人とも、少し背中を丸めた。

先生が笑いながら言う。

「まぁ、歴史の話だからね
 そんなん言ったら日本だって、なぁ?」

そう言われ、私も少し背を丸める。
でも、そうやって笑い飛ばしてくれて良かった。

おっちゃんの話は続く。

「そのとき、イギリス人が
 中国で有名なお茶の専門家を数人、イギリスへ連れて行ったんだ。
 それで、イギリスで紅茶作りが始まった。
 だからイギリスの紅茶はもともと、中国の紅茶なんだ。」


先生が言う。

「イギリスの紅茶って有名だよね。
 リプトンとか。」

するとイギリス人が猛反発。

「あれは有名なだけだ。
 イギリス人はあんな紅茶、誰も飲まない。
 勘違いしないでくれ」


私、なんなら、リプトンって
日本の会社かと思ってた。



最後に、先生が冗談めかして言う。

「お茶は、淹れた回数によって味が変わる。
 一回目は、17歳ぐらいの女の子。
 二回目は、27歳ぐらいの女性。
 三回目は、37歳ぐらいのオバ…女性。
 人によって好きなのが違う。
 先生は二回目が好きだな。」

私はというと
どうも、三回目が一番おいしいような気がした。









お茶の世界は深いです。

深くて、よくわかりませんが
おいしいお茶を飲んで、お茶菓子を食べて
お店のおっちゃんと話しているのは、とても楽しいです。