女性の自己実現とお金について(その1) | 『自己理解』のためのチャネリング

『自己理解』のためのチャネリング

モヤモヤから抜け出し、本来の自分を生きるための「自己理解」について、チャネリングからの情報も織り交ぜてお伝えしています。

私自身が、自己催眠に似た体験によって、

まるで洗脳が解けたかのように、見える世界が変わってしまった事に

ついては前回までに書かせて頂きましたが、

 

もし、あの体験がなく、以前の延長のままの自分で毎日を送り続けていたら、

今、生きていなかったろうと思います。

きっと病死したと思うのです。

 

何故なら、過去の自分は、49歳で肺の難病で亡くなった父とそっくりな生き方を

していたと感じるからです。

 

心について学んでいくと、

家系図のように、

自分の両親、そのまた両親とさかのぼって図に書き込んで、

自分の兄弟、姉妹、両親の兄弟、姉妹も書き込んで、

 

其々の人の性格的な特徴、人生での出来事、家族関係、病歴などを見て行くと、

ある種のパターンが見えて来るのですが、

 

私自身、自己理解の為に、そこから読み取る事はずっと続けていますし、

今でも、新たな発見があったり、これからも自分についてより明確になって

行きたいと思っているのですが、

 

先ずに自分が強く引き継いでいた「罪悪感」のパターンは、

父親からの流れが色濃く出ていた事に気付けたことが、私にとってはとても

大きかったのですが、

 

その父の表に見えていた特徴的な傾向は、

とにかく人付き合いが多い人。

いつも友人たちに囲まれていて、会社帰りも付き合いで、

真っ直ぐ帰宅することなど滅多にありませんでした。 

 

そして、所謂「外面がいい」人で、

外では誰に対しても親切で優しく、寛大で、他人に対して怒りなど

ネガティブと言われる感情を見せる事はなかったようです。

 

しかし、家では、機嫌の悪いときもあり、家族の前では

外で程、親切で優しいという事はありませんでしたが、

それでも、仕事を真面目に続け、家族を養ってくれましたし、

 

こうして思い返して書きながらも、父という人間に対して、

批判的な言葉は出て来ないのですが(かつての私は違い父に批判的でした)、

 

母にとっては「酷い夫」という印象は最後まで変わらなかったように

思います。

 

何故なら、父はその人付き合いの多さで、交際費がかなり掛かり、

家計を圧迫していたからです。

 

ですので、

母は父の事をいつも責め立てていました。

 

そして、この父の傾向は、私自身にもありました。

 

母がお金の事で、父の事をいつも批判していたので、

意識的には「父のようになってはいけない」と強く思っていました。

 

なのに、どういうわけか、どうしても気付くと真逆の方になってしまい、

お金が手元にあるとあるだけ使ってしまうという事になってしまって

、苦悩する日々が続きました。

 

そして、これに歯止めがかかるようになったのは、

心の仕組みを理解し、

自分の内側にある原因に意識を向け、それを理解し、

更には、父に対する批判心、そこから続く、

自分に対しての批判心を手放して行けるようになってからです。

 

パターン通りとも言えますが、

 

父に似た私は、母に似た男性と結婚し、

 

結婚生活の前半、

父と同じ私の性質について、夫が責め立てるという事が起きて

いたのですが、

 

心について学ぶうちに、

分かって来たのは、この責める側、責められる側というのは、

お互いに両方の側面を持っているという事でした。

 

これについては、

言葉に出して、相手を批判する傾向が強いか

言葉に出さず心の中で相手を批判する傾向が強いかで、

外から見ては分かりにくいのですが、

 

どっちであっても、批判する側と、批判される側をその人生で体験

するという…

これは、相手の嫌いな性質は、自分の中にもあるという「鏡の法則」

でも説明出来ると思うのですが、

 

私が子供の頃から人生の前半まで見ていた景色は、

父がお金遣いが荒くて、母が苦労しているというものでした。

 

しかし父が亡くなった後、母が残された自宅を売却して、

金銭的に余裕が出来た時、母のお金の使い方は、計画的とは程遠く、

 

あったらあっただけ使ってしまうというのは、母の性質でもあった事が

分かりました。

 

父が生きていた頃は、使いたくても、お金がなかったので、

母のそれが見えなかっただけで、

聞けば、子供の頃から、お小遣いを貰うと、お姉さんは貯金していたけど

、自分は直ぐに全部使ってしまっていたとの事です。

 

このように父と母についてじっくり考察しつつ、

 

自分と夫との関係を見て行くと、このままだと、こうなって行く

可能性が高いという事なども推測出来るようになって来ると、

(あくまでも推測ですが)

 

結局、私も夫も、お金に関わるネガティブな自己イメージを持っており、

その自分に気付き、それを手放して行けるよう、

必要な体験を選んでいるとのだと実感するようになり、

 

その後、夫にとってのその体験が始まった時には、

大変ながらも、私の中に動揺も迷いもなく、必要な気付きや、

不要な思い込みの思考を手放す事に集中し、その後の未来・・・

お互いに、本来の自分の人生を送る方へ、意識を向ける事が出来たのは、

 

やはり、心の仕組み、人生の仕組み、法則を軸に持っていたからであったと

実感し、

そうでなかったら、

自分を責めるか相手を責めるか、という堂々巡りと、

「何でこんな事が起きるのだ」という生きる事への不安、迷いで

とても苦しんだと思います。

 

なので、今、チャネリングなどで、セッションをしていても、

お伝えしたいのはそこのところで、このブログなどで、少しでもお伝え出来たらと

書いているのですが、

 

中々短い文章にまとめられずで💦

 

私と夫とのお金のテーマについて、

また、父から引き継いだ罪悪感がどんなものだったか、

 

更に、次回に続きます。

 

私の事例が、皆さんの自己理解や、ご家族や周りに方への理解を深めるための

きっかけやヒントになれば嬉しく思います。