経絡体操 | 蒙御免

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大相撲の番付表の中央上部に書かれている言葉。江戸時代の勧進相撲の名残で、興行の許しを得たことを知らせる記述である。

ここ数日暑さはおさまっていたのですが、またまた猛暑が襲ってきました。

参りますね。

身体は気・血・津液というエネルギーで営まれています。

このエネルギーが通るパイプラインが経絡(けいらく)でエネルギーが順調に巡っているか覗けるマンホールが経穴(けいけつ・ツボ)といことがいえます。
気と血はポピュラーですね。

津液(しんえき)というのは血(けつ)以外の全ての体液です。

津液は主に身体を潤す働きをしています。
血以外の体液ですから美容に関係するコラーゲン云々、関節に関係するヒアルロン酸、コンドロイチンなど等、これもに含まれるのでしょう。
 

また津液の代謝物として汗・涙・唾・涎・洟があり、これらは五液とよばれ、それぞれ臓腑と対応しています。
涙(なみだ)ー肝と関係が深く、汗(あせ)ー心と関係が深く、涎(よだれ)ー脾と関係が深く、洟(はなみず)ー肺と関係が深く、唾(つば)ー腎と関係が深いとなります。
五液の過剰や過不足も臓腑失調と考えて良いでしょうね。

脾でできた津液は、脾と肺と腎の働きで、三焦を通路として全身に送られます。
津液は主に身体を潤す働きをしています。
身体各部で利用された津液は、腎に送られ、膀胱から尿として排出されます。

この時期は熱邪が侵入したり、汗として津液を過剰に排出し過ぎたりで、津液の不足で及ぼす症状として、皮膚のたるみ、口や喉、鼻などの乾き、便秘などを及ぼします。

また、津液の滞りは湿邪によって起こり、余分な津液が身体にあふれて、周囲の熱を奪い、津液がドロドロの状態になり、いわゆる『痰湿』という状態になります。
この状態は、アレルギー性鼻炎、喘息、蕁麻疹、関節炎など発生しやすく、この状態から気・血の流れを悪くして、気虚、気逆、血瘀などを及ぼします。

脾、肺、腎、三焦の不調が原因だったり、これらに症状が現れます。

 

膀胱は、腎と表裏をなしていて、尿をためる大切な所です。

身体の中の津液の生成に関与しています。

膀胱が尿や津液を作る働きを気化機能といいます。
この気化機能の働きが悪くなると、尿の生成がうまく行かなくなり、
尿の量がすくない、浮腫、口渇などがでてきます。

 

膀胱は、足の太陽膀胱経の経絡に属しています。
太陽膀胱経は、足の裏側から背中、首を流れるもっとも大きな経絡で、太陽膀胱経には、兪穴といって、内臓の状態に反応する大切な経穴があります


この時期のコンデショニングこれらの経絡の調整はいかがでしょうか?

 

太陽膀胱経のチェック方法と運動はは沢山あります。

一番簡便なのをやってみましょう。

 

太陽膀胱経は足首から体幹、頭頸部背面を通っていますので、身体を前屈してみて見ます。

そして、動きの範囲を見ます。

慣れてくると立った姿勢のままでも、どの部位が硬いのか分かると思います。

 

身体を前屈してみて、突っ張ってもう曲がらないところ、痛みが出るところなどチェックします。

そのボーダーラインの前で膝を軽く曲げて見ます。

膝を曲げる事によって前屈がもう少しできると思います。

膝を曲げた状態から、膝をリズミカルに曲げ伸ばししてみます。5〜7回やってます。

ここで身体前屈して動きの範囲を見ます。範囲が大きくなっているのが分かります。

これで動きの範囲が大きくなっているとすると、太腿後ろの経絡(皮膚、筋膜、筋、関節)に問題があった可能性がありますね。

 

次に同じように身体を前屈して、今度はゆっくりとつま先を上げ下げします。

ここで再度身体前屈して動きの範囲を見ます。チェックしてみます。

 

いろいろな所を動かしてみましょう。

これはお臍と鳩尾を中心にお腹を引っ込めるように、腹部を動かしています。背中が伸びますね。ここでは呼吸法を試してみましょう。

前屈の改善運動になります。

また太陽膀胱経の効果も期待できるかも知れませんね。

皆様、今日もお健やかに。





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