バーベルで行っているのは、はたと見かけなくなりました。
ウエイトトレーニングの導入では、前でバーを支持するデットリフトとこれをやってもらいます。

バーを後ろで支持してしゃがみ、立ち上がるエクササイズです。。
バーを前で支持するか、後ろで支持するかで運動効果はかなり違ってきます。
人間の基本であるキチンとしゃがむ事を学んでもらえますし、次に立ち上がる事も学べます。
当然、重力に抗して立っている筋群が鍛えられます。
バックハンギングですから、この状態からシュラッグ(肩すくめ)するとフロントハンギングからのシュラッグ僧帽筋上部とは違い、肩甲挙筋にポイントが移ります。



肩凝りの原因筋がこの両者にあるとしたら、バックハンギングタイプのシュラッグも取り入れた方が良いのではないでしょうか。
バックハンギングから肩甲骨を寄せて胸を張ると、猫背や巻き肩等の原因筋の肩・胸部前部筋(三角筋前部・大・小胸筋)もストレッチされ、これらの拮抗筋も自然に鍛えることができます。
これらの予防・改善になるはずです。
その他いろいろとアレンジのきく、面白い種目だと思います。

さて、この種目、レスラーとして有名なG・ハッケンシュミットが好んで行ったスクワットなのです。

ハックは彼の愛称で、このエクササイズの名称となりました。
ハッケンシュミットはフランク・ゴッチと初代の世界チャンピオンの座を争っています。(日本でも有名なカール・ゴッチさんは、このフランク・ゴッチにあやかっているのですね。)

ハッケンシュミットは、ウエイトトレーニングの父と言われるユージン・サンドウ(F・ミューラー)と親交が深く、いろいろなエクササイズを考案しています。

レスラーとしての評価が高い彼ですが、ウエイトトレーニングへの貢献も非常に高いのです。
先人に思いをはせて、ハックスクワットいかがでしょうか。