横綱の怪我とウインドラス機構 | 蒙御免

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大相撲の番付表の中央上部に書かれている言葉。江戸時代の勧進相撲の名残で、興行の許しを得たことを知らせる記述である。

下肢の種目の運動指導をする際にチェックさせていただく一つに足の親指の柔軟性があります。
小さな事かと思われますが、ここは本当に重要なのです。

親指が上に上がらないと、正座から親指が立てられない。







蹲踞姿勢ができない。いろいろとあります。

これができないとしゃがみ込みからの立ち上がり(スクワット)歩行際の蹴り出し、ジャンプなどしっかりとできません。

母指を上げると土踏まずが上がります。
このメカニズムをウインドラス機構といいます。
足底筋膜が緊張して足根骨がロックされ、ふくらはぎの筋(下腿3頭筋)が効率良く働ます。



そこから波及して大腿後筋(ハムストリングス)、お尻の筋(大殿筋)が働き歩行の際の蹴り出し、しゃがみ込みからの立ち上がりからジャンプ等を生み出します。

足の親指の痛めると、いや、動きが悪いだけでもこれらのメカニズムが働かなくなります。

足の親指が上がらないと足裏(足底筋膜)に、いずれはハムストリングス
負担がかかってきます。一般の人でもいろいろと支障が出るはずですから、トップ競技者になるとなかなか大変だと思います。

また、ここは非常に治りずらいところです。

このところの横綱の立ち合いのキレや踏ん張りがきかなかったのは、多分このためで、とても心配をしております。

最後にいつも拝見させていただいている方のブログに微笑ましい写真がありましたので載せていただきます。
今場所絶好調のお二人です。カナヘイピスケ
勝手に申し訳ございません。