柏崎原発 2024年再稼働 | 福島から山口・空・海・大地

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1334年 

                 

                        by 二条河原の落書

 

2024年 

集団自決・集団裏金・集団逃亡

 

 

集団避難も、集団被ばくも流行る?

袋を被りシェルターで救出を待ちながら衰弱する2人

 

 

 

喉元過ぎて 再稼働くるらし 12年目の

燃料棒入れてふ 東電の柏崎 

 

 

柏崎原発・再稼働のゆくえ

 

2012年12月から運転中止

2022年 エネルギー政策の大転換

2023年 夏以降の再稼働を目指す

 

2023年1月 柏崎・桜井市長

”まずは7号機の再稼働が喫緊の課題であり、最重要課題であることは東電にとってもそうだし、日本にとってもそうだと私は考えています。

柏崎市にとっても非常に重要”

 

刈羽村・品田村長

”今年はいろいろな意味で盛り上がってほしいと思っている。

日本のエネルギー事情に大いに貢献できるように、一刻も早くなってもらいたい。”

 

度重なる不祥事

2021年 社員が他人のIDカードを使って原発に入る問題

侵入者を検知する設備が故障したまま、代わりの措置をとっていなかったという対策の不備

 

 

原子力規制委員会 もっとも深刻な事態だと判断 

2021年4月6日”運転禁止命令”を出す

再発防止策をチエックする追加検査中

2023年春に終わる見通し

解除されると再稼働への動きが加速する見通し

 

 

禁止を2年8ケ月で解除する”規制しない庁” 

2023年12月20日 禁止命令解除

                     隠ぺいする”決意”はありそう…

 

解除から再稼働へ。理由は?

 

福島原発事故後、原発の依存度を低くする方針だった

なぜ?

国内の電力不足

2010年 25%占めていた原発 事故後 急速に減っていき

2019年 6%

原発の代わりにエネルギー供給を担うのは石炭・石油を燃やす発電

2019年 76%

火力発電を減らし、脱炭素をめざす

ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー価格が高騰

電力会社も電気料金の値上げを余儀なくされている

 

 

 

テレビでたれ流される 脱炭素と電気料金のために、原発を再稼働

本当ですか?

 

原発事故処理を電気料金で負担

大島堅一参考人  2022年6月8日 国会
”原発事故のコストは膨大で、政府の試算で二十三・八兆円というふうになっております。

多くが国民負担になっていまして、それが今後どれぐらいの負担になるのかというのは、会計検査院でも、いろいろな試算はしておりますけれども、分からないということになっています。

 大きな特徴は、広く薄く長くしてしまうので、電気料金にするとこれだけ少ないんですというような話になってしまうのが大きな特徴です。

 ですので、やはり、もちろん電気料金の中に幾らぐらいが原発事故のコストになって入っていますよということに加えて、総額幾らで、どれぐらいの費用負担になっているんだというのは入れ込むべきですし、東京電力は国民の負担で様々な事業がされているということもありますので、ホームページ等にでも広報していくべきだというふうに思います。”
 

CO2削減は再エネで
”これはたしかネイチャーエナジーという国際科学雑誌に掲載されましたソヴァクール氏などの論文の内容だったと思います。

これは、原子力発電と再エネ、CO2排出削減の関係を世界各国の過去のデータを統計分析して、その相関関係を見たものです。

 それに関して言いますと、原発を推進したところは再エネはそれほど推進されなくなってしまう、逆に再エネを推進した国は原発が抑えられるといった負の相関があるのではないかということが明らかになっているのと、原子力発電を推進したからといってCO2削減とは余り関係がなかった、逆に再生可能エネルギーを増やせばCO2削減が導かれたというような結論が書かれております。”

 

 

福島原発事故は、科学技術では核をコントロールできないと証明

人々の営みを壊すと証明した…

COも削減しないと証明するはず

 

大雪の時に原発事故が起こらない?起きたら?

 

2023年2月

柏崎国道8号で大雪による車が立ち往生

渋滞は2キロにわたり、通行止めは38時間

 

 原発事故でも出動できる?

 

桜井市長

こういった状況の中で”原発事故が起こらないでくれよ”と

冗談ではなく、どこの原発立地自治体の長も祈るしかない

国道8号北陸道と高速道路

主な避難経路として想定されているが、長時間通行止め

 

長岡技術大学 佐野可寸志教授

シミュレーションでは30キロ圏内の人が、いっせいに避難した場合

全て避難完了するのは、少なくとも12時間かかる

大雪と重なってしまえば、数倍どころでは済まないと思う

 

柏崎市8万人のうち 7割の6万人が国道8号 高速道路で避難

 

2011年 福島から避難して原発から3キロに住む石原さん

自宅の前を国道116号で村上方面へ、避難することになっている

大雪の日、車がほとんど動いていない

ここを出て8号線にぶつかって、8号線が動かなければここも動かない

 

あの状態になってしまうと、もう本当に避難は難しいと思うんですよね

2011年に避難

2017に手芸とミシン専門店をオープン

大熊町にいて、富岡町の自宅まで15分が渋滞で1時間かかって

富岡町は原発から20キロ圏内

3月12日 避難指示で全町避難で川内村へ

 

 

”道路に車があふれた25キロの道 20分が4~5時間かかった

途中陥没していて、家は倒れているし

道路を探しながら走ってきたように感じました

ガソリンスタンドも大渋滞

目に見えないものから逃げないといけないので、それが一番怖いですよね”

 

 

富岡町から川内村へ。避難のタイミングで異なる被ばく

 

 

”地元経済を考えると原発再稼働の意義はわかるが

失われたふるさとは二度と戻ってきません”

 

”何よりも願うことは

喉元をすぎれば って 意外とあの事故と言っても

みなさん 頭の中に消えていると思うんですけど

私らは消えることはないんですけど”

 

 

”見えない”ことが、忘れる一番の理由?

 

”ただ安全という神話

崩れてしまいましたよね 一旦ね”

”願うのは安全です。”

 

 

 

2023年1月19日 3号機  

経年劣化の安全性に関する書類

149ケ所の誤り

131ケ所は、審査を終えていた2号機のデータを流用

東電の体質があらためて問われる

 

新潟県知事

”3つの検証が終わったら、再稼働の議論をします”

 

 

原発事故処理も、核のゴミ処理も、原発立地補助金も税金で。

電力会社は黒字。

 

柏崎に続いて、女川、島根、東海 ヌークスストレートフラッシュ!

 

原発マフィアの手から、エネルギーカードをとり戻さないと…

 

政府をリコール

 

青字はブログ担当者の記事

 

 

 

大島堅一氏を呼んでいただきたいナ

 

 

大島堅一

-電力逼迫(ひっぱく)で、原子力活用を求める声が上がる。

 

 「逼迫と電源の種類は別の問題です。

日本の電気事業は発電と小売りを分離しておらず、電力自由化後、大手電力会社は自分のところで売る分を満たすための発電をしています。

その中で、採算が取れなくなった石油や石炭の火力発電を減らしているので不足している。

絶対的に電力が足りない訳ではなく、大手が発電設備を絞っているということ。

電力市場の構造的な問題であり、国のコントロールミスです」

 

 

 

 -電気代も高い。

 

 「大手電力会社内部での発電と小売りの間の取引価格は、一切公開されていません。

電力会社は自社の利益を出せるようにしているだけですが、電力安定化のためにも、国が発電と小売りを分離し、内部取引も透明化させていくべきです」

 

 

-他に安定化の方策は。

 「供給の話ばかりになっていますが、例えば電力不足が予想される時間帯に電気料金を高くするなど、電力の需要を下げる商品が必要です。

東日本大震災後、そうした市場の重要性が指摘されてきましたが、うまくいっていません」

 


 -その上で、原子力という電源をどう考えるか。

 「政府試算で、発電コストは太陽光の方が安い。

福島の教訓を踏まえ、全国の原発の追加的安全対策費は膨らみ続けています。

泊原発を巡る地裁判決では、原発が本質的に危険であり、安全性がないことがあらためて分かりました。

トラブルで1基が止まればその分電力不足になり、安定した電源とも言えません」

 「政府は脱炭素対策としても活用しようとしていますが、既存原発はこれから廃炉の時期を迎え、2050年にはほとんど動いていません。人口減少が急速に進む中、再生可能エネルギーを最優先でつなぐ電力改革など、小規模で省エネになる仕組みに切り替えていかないと間に合いません」