ふくろう助産院-howhow-
助産師すずきです。
昨日は、助産院開放日ラスト
月に一回、
ワークショップもなにもない
なにもしなくていーよの
フリーな日♡
自然と集まるメンバーの
その時々の雰囲気が
サイコーに心地よかった
開放日としての開催は
これで最後となります。
ありがとうございました。
助産院でいろいろな教室
イベントをしてると…
自宅兼ですよね?
3歳と2歳児(しかも男、偏見?)がいて
なんでこんな片付いてるんですか?
と言われることも多々。
そりゃわたしも
やり始めた頃は
全然つかめなくて
アタフタアタフタ。。
子どもたちを保育園に送って
帰ってきてからの30分が勝負
って必死でした
でも、近頃は
わたしが
『保育園行く前にお片付けしてよー』
と、いうと
長男がすごく勘づいていて
『今日、お客さん来るの?』
『ピカピカしないとね』って
一緒に片付けしてくれるのです。
自宅であり、
人が集まる助産院。
保育園から帰ってきた後も
時々、急遽のケアが入ってると
『赤ちゃん?』
『おっぱい痛いの?』
って、
次男と遊んで
過ごしてくれています。
3歳の長男は
わたしの、お仕事のカタチを
びっくりするほど
理解してくれているのです。
さて、そんな長男。
昨日は春休みでお家DAY
開放日の途中に
大暴れをみせてくれました。
11時40分ごろ
ご飯の準備を…と、
食卓になる大きな机上で広げていた
おもちゃの木製レールを
片付けよっかーと話したところ
お腹空いてない
まだ遊びたい
床ではなく、この机で
という言い分で
怒り狂ってしまったのです。
※これは昨日の写真ではありません
とにかく奇声と
母ちゃんのお腹を叩く叩く
全身で怒りを表現。
そこまでは
よかったのですが
しまいに、
おもちゃを投げたので
『それはダメ。』と
手を握って、怒ったら
もう収集つかないレベルに
小さいお子さんもいたので
少し部屋を出て
話を聞こうとするも
とにかく殴られる…
そんななかで
わたしが、この子のことを
力づくで
止めなかったのは…
子どもにとっては
大人の事情は関係ない。
ということが頭にあったから。
普段の長男を見ていて
この子がこんなにも怒るには
わけがある。
押さえつけることは、簡単だけど
それは違う気がしたから。
わたしは、
今日は開放日で
お昼はランチ提供があって
一つのテーブルで
みんなでいただきましょう。
という計画だけど
子どもは関係ない。
ましてや、自宅。
自分の場であること。
そんなことを心の内で思いながら
長男に向き合ってました。
ちょうどその時に
M ikitchenみきさんからも
わたしの心の内と
同じことを言われ、
うん、そうだよな。と
冷静でいられました。
さすが、6人育ててきているママみきさん
アドバイスが的確です
結局、その後も壁を叩いたり
スッポンポンになってみたり
行き場のない怒りをぶつける彼に
目を向けながらも
少し離れてみたり
話しかけてみたり
とにかく受容する心でいたら
なにかの拍子に
抱っこを受け入れてくれて
『母ちゃんがおもちゃ
片付けるって言ったから。
お腹空いてないのにぃ
ごめんなさーーーい』
って大泣き。
気分が発散されたのか、
一緒に床で、
レール組み立てることに
なりました
そのとき、長男に
『みんなビックリしたんじゃない?』
『みんなに、ごめんねぇーだねぇ』
と言ったら、
『みんなごめんなさーい』って
ご飯を食べている、みんなに謝罪。
さすがに、
わたしも涙が出てきました。
賛否両論あるとおもいます。
何が何でも、親を殴るのはダメ。とか
ご飯の時間は、ご飯の時間。だとか
まぁいろいろ。
長男の大暴れは
たしかに、良いことではないし
おもちゃ投げたときは
小さい子に被害が
あったかもしれないから
そこは、親としてもごめんなさい。
だけど、
子どもにとっては
大人の事情は関係ない。
そして、これぞ
子育て、親育て。
そのとき、どう感じ
どう考え、どう動いたか。
やろうと思えば
所詮、相手は子ども。
言葉でも手でも、
押さえつけることはできたけど
わたしは
それをしなくて良かったと思う
そして、
開放日は、これこそが目的だった。
子育てわちゃわちゃそのものを
感じてもらえるところ。
助産師という立場上、
助産院も、いつもキレイに整って
子育ても苦労せず
楽しんで穏やかに過ごしているように
見られがちだけど
(実際よく言われる)
そうじゃなくって。
こうやって、いろいろあるさ。
助産師とはいえ
母ちゃん3年。まだまだ新米。
だけど、いつも、
そのとき、その瞬間を大切に。
周りの目は気にしない。
子育ては人と比べるもんじゃなくって
自分なりに考えて
真剣に子どもと向き合うこと。
そうやって日々成長させてもらってます。
ちなみに旦那様は、
こーゆうときに、私を殴る長男を
思いっきり怒ります
それでいいと思ってます。
父ちゃん母ちゃんそれぞれの想いや
価値観・大切にしたいことが
伝わっていけばよいのです。
開放日ラストの日に
最高の、集大成でした
くっちゃくちゃ、ワッチャワチャな子育てを
これからもどんどん見せていきたいと思います
お腹の赤ちゃんは
夜、子どもらが寝静まったころに
ポコポコっと動いてました
「兄ちゃんの、パンチびっくりしたね。
負けじと、強く育ってね」
と語りかけましたとさ
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