ちょっとだけ久しぶりの投稿になりました。
今回のお話は、道南にある、とあるダムのそばにキャンプ場のお話です。
動画はこちら↓↓↓
一度、夜のドライブで、寄ってみたことはあるのですが、特に何もなく、写真を撮っても心霊写真になるわけでもなく・・・・
私自身はちょっと残念な気持ちでいた場所です"(-""-)"
きっと、テントを張ってキャンプしないとだめなのかな(;^ω^)
それでは、動画で使った台本をどうぞ
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キャンプ場ができる前。
ダム建設工事を行っていました。
昔は小さな集落があった場所で、その当時はすでに、廃屋を残すのみの無人の集落です。
そこを沈める形でのダム建設でした。
ダム建設時、工事業者が利用していた宿舎で、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんの4人で
お酒など飲み食いしていました。
夜10時を回ったくらい、白い浴衣を着た小さい男の子が入ってきました。
大きな工事など滅多にないような田舎町なので、大きな重機など物珍しさに好奇心から来てしまったのだろう
と思って、「どこから来たの?」「父さん母さん心配してないかい?」「帰らなくていいのかい?」
と心配からみんな声を掛けました。
すると、今度は同い年くらいの同じく白い浴衣を着た
女の子が宿舎に入ってきました。
子供たちは、4人の心配をよそに、置いてあった丸ストーブの周りをパタパタと回って追いかけっこをして遊び始めました。
「お前らいい加減にしろ!」
Aさんは、少し声を荒げ注意をすると子供たちは、外に出ていきました。
住宅街からは離れている場所なのでしっかり帰れるか心配で、4人は外に出て見てみました。
住宅方面へ行く道とダムの工事現場方面へ続く道の分かれ道。
子供たち二人は、ダムの工事現場・・・
というより、今は誰も住んでいない集落へ向かって進んでいました。
「そっちじゃないぞ」と慌てて追いかけていくも、追いつけず、子供たちはどんどんと先へ進んでいきます。
街灯もなく、暗い中追いかけるのは難しいと判断し、Bさんに懐中電灯を持ってきて来るよう、Cさんには、戻って車で来てもらうよう
Dさんには、念のため宿舎で待ってと指示を出して、AさんとBさんで追いかけることにしました。
暗い中見失わないよう追いかけるのはやはり難しかったのか、廃屋ばかりの集落につく頃には子供たちを見失ってしまいました。
二人で、どうするか相談しながら、集落の中を歩いて探していたけれど、子供たちを見つけられず、Cさんがなかなか追いついてこない
当時は携帯もなかった時代で、連絡の取りようもなく、一旦戻って改めて車で探そうと、AさんとBさんは、来た道を引き返すことにしました。
合流できることなく宿舎へ帰り着いたところ、車のエンジンがかからず、DさんとCさんは動けずにいました。
4人であちこち車の点検をし、やっとエンジンがかかり、念のためDさんに宿舎に残ってもらい3人は車に乗り込み、
ダムの工事現場へと走らせました。
集落が見えてきたところライトに人影がうつり、慌ててBさんは急ブレーキをかけました。
正面にはさっきの子供が2人道の真ん中で手をつないで立っていました。
2人は満面の笑みでケタケタ ケタケタと笑いながらさっきまでかわいいと思っていた子供が不気味な存在に思えてきて
「あれはほんとに人の子なのだろうか」
そんな疑問が一同に沸いてきて誰も声を発することができず、固まって子供をただただ見ていました。
子供二人は、散々笑った後、後ろを向いて歩きだしそのままスッと消えてしまいました。
キツネにつままれた気持ちで宿舎に戻り、思い返してみるとはじめは疑問にすら思わなかったけど
こんなところに、浴衣を着た子供など来るわけがない。
と気づいたのです。
あれは、一体なんだったのか・・・・
その後、そんな出来事が一度だけでなく多発したそうで、住職さんにも相談したが
お祓いなどは出来ないと拒まれ、怖くて辞めてしまう作業員も多く、人員の入れ替わりは激しかったものの、
事故やけが人は出たわけではないので、無事、ダム建設は終わり隣にはキャンプ場も併設されました。
キャンプ場に泊まると子供がテントの周りを回って遊ぶ声や笑い声が今でも聞こえてくるのだとか
以上、地元民が避けて通るキャンプ場の話でした。
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ということで、以上が台本でした。
ふく老自身が体験したお話ではなく、ダム建設工事に関わった作業員の方から聞いたお話だそうです。
このお話を聞いた時、途中でどこかで似たような話を聞いたことがあるような・・・・
と思ったら、ジブリのたぬきの映画でした(;´∀`)
パクリを疑われてしまうのでは・・・・と思ってしまうのは仕方ないです。
けれど、実際にあったお話だそうです。
ちなみに、知り合いが、学校の行事でここでテント張ってお泊りしたそうです。
その夜、子供の笑い声が聞こえてくると大騒ぎになり、急遽中断になったとか・・・
今度、テント持って泊まりに行ってみます!いつか!絶対!
その時は何か起こっても起こらなくても、ブログネタにしたいと思います。
ではでは!また次回!