レポート提出日
もうだめだと諦めそうになっている間にも、指導教員の先生は何回かメールを送ってくださった。
しかし、メールを送り返すのもイヤになるくらい、もう自分には自信がなかった。
実は、実験のレポート以外にももう1つ再試の課題があった。
本試と同じテストを渡されて、どんな方法を使ってもいいから満点になるまで埋めるというもの。
こちらもレポートと同様に、複合的な要因でやるのが難しかった。
この課題の採点をしてくれるという日の中の1日を狙って、大学に行くことを決めた。
すべてのことから目を背けるようにして、指導教員の先生に面談のお願いのメールを送った。
メールを送った後も、心がカチ割れそうで仕方がなかった
面談の日。
大学に着いてから図書館がある建物に入ったとき、カウンセラーの先生と鉢合わせした
(すごい確率!といえるような、そうでもないような…)
本当はカウンセラーの先生とも話したいことがあったけど、1日に2人の先生と面談するのは無理なのでやめておいた。
話したいと思っていたから会ってしまったのかもしれない
いろいろ驚きながら、指導教員の先生の部屋に向かった。
まず、レポートの1つだけわからなかった問題を教えてもらうことに。
途中まで一緒に考えてみたが、
「これ、先輩たちに聞きに行こう!」となった。
先生の研究室の学生さんも総出で考えてくれた。
たぶん一度はやったはずの問題を、先輩たちがとても真剣に考えてくれたおかげで、レポートはなんとか終止符がついた。
その後に、指導教員の先生と面談した。
とりあえず、再試の2つはとろう!
再履修は来年頑張る、4月からのことはひとまず置いておく。
留年の話は出てこなかった。
自分はなんと、留年のことしか考えていなかったのだ
しかも、留年したところで卒業できるかどうかということしか考えていなかった。
2人の落差は激しかった
面談の後、すぐにレポートを終わらせて提出した。
しかし、その日の16時からの再試の採点には、結局行かなかった。
指導教員の先生にも、「今日その採点があります」と言っておきながら行かなかった。
全然できていないし、そもそもその先生の居室は変なところにあるので、入れる気がしなかった。
来年…、また来年になればできるのかな…。
何かが分断していく感じがした。
あとがき
「もうだめだよ日記」はひとまず終わりです。
もうこんな目に遭うのはこりごりなので、次からはこういうことにならないように頑張ります。