考える苦しみ
この前の土日は、文化祭みたいなことをしていました。
無事に終わったけど、それまでが本当に大変でした
普通に置いてあったら人に見てもらえないようなものを、どうしたら見てもらえるか。
これを私は1週間ずっと考えていました。
途中でボツになったアイデアもたくさんあります
やっと思いついたアイデアを持って行くと、他の人は誰もそんなに考えていなかった。
…っていうことが今まで何度もある。
今回もそのパターン。
「誰もそんなに考えてなかった…」
家に帰ってからもショックを受けていた。
「もっと気楽にやればいいのに。」
と母は言うけど、おもしろくないものを作るほどつらいことはない。
またショックを受けるのは嫌だと思いながら、寝る間を惜しんで作り上げている自分がいた。
「今日作れば、もう作らなくてよくなる。」
ところが、完成したものを見た父に、
「それで、何の意味があるの?」
「落書きしようかと思った。ほんとに。」
と言われた(ひどい)。
「いろんなやつをボツにして、最後にできたのがこれだったんだよ!」
「このテーマでは、どうしたっておもしろいものは作れない。」
これが完成する前に、絶対におもしろいと思って作ったものがあった。
あまりにも夢中で作っていたので、母に「息してないよ」と言われた
息をするのを忘れるほど私を夢中にさせたアイデアを、ボツにしてまでできたものだった。
人が人を作る
ほとんど自信を失っていたとき、私が作ったものを褒めてくれた子がいました。
そういう人が今までも必ずいたので、ショックを受けてもやろうと思えます。
そして、なんとか立ち寄った人に見てもらうことにも成功しました
褒めてくれた人はきっと誰かに褒められた経験があって、その人を褒めた人も誰かに褒められた経験があって、そのまたその人も…というふうに、見えないつながりが見えてきます。
人が人を作っているのだと実感します。
そのつながりを断たないように生きていきたいです。